車検では足回りの何をチェックする?部品交換の時期や費用

車検では車の性能が保安基準を満たしているかチェックされており、一発で通すには事前整備を徹底しなければなりません。

走行距離の長い車は特に足回りに注意が必要で、ここが整備できておらず、不適合になることは多いです。足回りの検査はどのような点がチェックされるのか、見られるポイントや交換のポイントも知っておきましょう。

車検での足回りのチェック部位とは

そもそも足回りとは何かですが、これは簡単に言えば走行性能に関係する部分です。足回りは複数のパーツで構成されており、それぞれの部位でチェックされるポイントが異なるため注意しなければなりません。まずはどこが見られるのか、足回りの部位とチェックされる理由を知っていきましょう。

安全の要になるブレーキのチェック

ブレーキは安全性能の要になる部分で、ここだけでも複数の部位がチェックされます。主な部位は以下の通りです。

  • ブレーキシリンダ
  • ブレーキディスクキャリパ
  • ブレーキドラム
  • ブレーキパッド

これらは正常に機能していることはもちろん、摩耗や故障がないか、液漏れをしていないかがチェックされます。ブレーキ関係の部位に不具合があると、ブレーキ性能が落ち、安全性が大幅に損なわれます。

どれかひとつでも不具合があると車検には通らなくなるため、各部位を丁寧にチェックし、メンテナンスしなければなりません。

乗り心地が変わるサスペンション

サスペンションは車のクッション性に関係し、乗り心地を左右します。これもブレーキ同様、安全性に関係する部分のため、損傷や劣化がないか、取り付け部分が緩んでいないかが見られます。

またショックアブソーバーはオイル漏れがないかも見られるため注意しなければなりません。基本的には劣化や損傷がチェックされますが、社外品に取り換えている場合は、そもそも構造変更の申請が必要な場合もあるため注意が必要です。

消耗してしまいやすいタイヤ

タイヤは走行性能に関係する重要な部位で、規定値よりもすり減っていないかが見られます。タイヤはすり減っているとブレーキ性能が落ちたり、スリップの原因になったりもするため注意しなければなりません。日常的な走行はできていても、保安基準は満たしていないというケースもあるため注意しましょう。

基本的にはスリップサインが出ていないかが見られており、1.6mmよりすり減っている部分が一部でもあると不適合となってしまいます。また空気圧やヒビ割れがないかもチェックされており、タイヤ4つとも基準を満たしていなければならないため注意が必要です。

純正品以外に要注意のホイール

ホイールも傷やヒビ割れがないかがチェックされており、これらがあると純正品でも車検に通らない可能性があるため注意が必要です。

また純正品以外に交換している場合は、規格を満たしていないと不適合の対象となってしまいます。ホイールはアライメントやボルトといった細部までチェックされているため、カスタムしている場合は特にプロにチェックしてもらうのが無難でしょう。

足回りのよくある部品交換の時期と費用

足回りの部品は使用によって少しずつ消耗するため、どこかのタイミングで交換しなければなりません。しかし、いつ交換すべきか、タイミングは分からず困る人も多いでしょう。交換時期の考え方は部位によって違うため、それぞれのタイミングを費用も含めて知っておくことが大切です。

タイヤは溝の深さで判断

タイヤの交換時期は、傷やひび割れがないなら、溝の深さで判断するのが一般的です。保安基準では1.6mm以上の溝が必要なため、スリップサインが出ているなら確実に交換と考えましょう。タイヤは新品で8mm程度の溝があり、大体5,000kmで1mm程度減る計算です。

実際には走行時のスピードや運転の仕方によっても異なるため、目視による確認が確実でしょう。また、運転の癖によって、4本のうちのどこか一部分だけが異常にすり減っているということも少なくありません。別々に替えても良いですが、1本でも不具合があるなら、まとめて交換するのがおすすめです。

交換に必要な費用は、工賃だけで1本あたり2,000〜3,000円程度です。タイヤ本体はピンからキリまであり、数千円程度から、高級なものだと1万円以上することもあります。

前後で消耗具体が違うブレーキパッド

ブレーキパッドは前輪と後輪で消耗の度合いが違い、基本的には前輪を先に交換します。通常3〜4万km程度で交換するのが基本で、後輪は前輪2回の交換で、1回交換するとイメージしましょう。

作業工賃は5,000〜6,000円程度が普通で、ブレーキパッド自体も1万円しないくらいと、それほど高くないため、こまめに変えるのがおすすめです。走行距離は人によって違いますが、平均すると1年で1万km程度が多いため、車検1〜2回で交換と考えても良いでしょう。

走行距離や異音で交換するサスペンション

サスペンションの交換目安は、走行距離なら5万km程度ですが、異音がするならそれより早く交換すべきです。サスペンションから異音がすると、走行性能を著しく低下させてしまい、事故のリスクも高まります。

他の部位よりも作業工賃は2万円以上からと高く、サスペンション自体も4〜5万円程度から、高いものだと20万円以上することもあるため注意が必要です。

走行距離が長い車は車検より買取

足回り部品の交換時期は部位によって違いますが、基本的には走行距離が関係します。そのため、走行距離が長いと交換部位が多くなり、費用もかさむため注意が必要です。走行距離が長くなってきたなら、無理に交換して車検を更新せず、買取に出すのもひとつの方法です。

足回りだけでも10万kmで交換部位増加

走行距離が10万kmを超えると、足回りの部位は一斉に交換が必要になり、一度の車検で数十万円以上の費用がかかることも少なくありません。

また実際に車検に通すには、足回り以外の整備も必要で、これも含めるとコストが膨大になることもあるでしょう。交換時期を分散しても、結局高いコストがかかってしまうため、費用が高く感じるなら、買い替えて維持費の削減を狙うのがおすすめです。

おすすめはカーネクストでの買取

足回りにがたが来た車を買取に出すなら、カーネクストがおすすめです。カーネクストは過走行車の買取にも対応しており、たとえ故障していても0円以上の買取保証をしています。

さらにレッカー引き取りも無料のため、動かすのが危険な状態でも問題なく処分できるでしょう。廃車手続きの代行も無料で、還付金もきちんと返還してくれるため、金銭的なメリットを重視したいならおすすめの業者です。

参考:カーネクスト

車検で足回りの部品交換をして安全確保

足回りの部品は走行性能に大きく関係するため、こまめに整備しなければなりません。車検時には保安基準を満たすようメンテナンスが必要で、走行距離が長くなるにつれて、交換箇所も多くなります。車検のタイミングで各部位の状態を見直し、丁寧に整備して安全確保に努めましょう。