車検時に税金が未納だった場合はどうなる?納税は早めが大切

自動車重量税は、車検と同時に納税する仕組みですが、自動車の所有者に対して課せられる自動車税は、期日までに各自で納税する必要があります。また、自動車税の納税方法は、自動車税事務所や郵便局でも支払えるなど、事前に手続きしておけば口座引き落としも可能です。

しかし、うっかり納税し忘れて車検を迎えた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。ここでは、自動車税が未納だった場合の車検の受け方や、デメリットについて解説していきます。

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自動車税未納のデメリット

自動車税は、自動車の所有者に事前に通知され、期日までに支払うことになっています。また、車検時には自動車納税証明書の提出が必要なため、期日までに納税しておくことが大切です。

自動車税が未納だと車検は受けられない

毎年4月1日時点で、自動車の所有者に対して自動車税が課せられ、5月初旬頃までに「納税通知書兼納付書」が送付されます。金融機関での振り込みやコンビニ払いなど、提示された方法で、納税期日の5月末日までに納税しなければなりません。

期日までに納税しなかった場合、車検を受けられないので注意が必要です。なお、これまでは納税が確認でき次第、自動車税納税証明書が送付されていました。しかし、現在はオンライン化によって、納付確認ができます。

そのため平成27年6月から、自動車税納税証明書の提示が省略できるようになり、自動車税納税証明書の発行を取りやめている自治体もあります。

未納のままだと延滞金が発生する

自動車税は、5月末日までに納税しなければなりません。万が一、納税が遅れた場合には、7月末までなら、手元にある納付書を利用して納税できます。しかし、7月末を過ぎてしまうと督促状が郵送されます。

一度目は注意と催促のみで済みますが、9月頃に二度目の督促状が届いた時点で、延滞金が追加される仕組みとなっているので注意が必要です。最終的には、財産などが差押えられる「差押通知書」が送付されることになり、延滞金は最大で年率14.6%までです。

銀行で納付しなければならない

「納税通知書兼納付書」を利用して納税できるのは、7月末日が最終期限です。それ以降は、納税通知書兼納付書に記載された金額に、延滞金を上乗せした金額を納税しなければなりません。

そのため納税期日が過ぎると、納税通知書兼納付書に表示されているバーコードが使用できなくなり、コンビニなどでは支払えなくなるため注意が必要です。納税期日を過ぎて納税する場合は、新たに送付された督促状の指示に従って納税することになります。原則としては銀行での納税になりますが、税務署に問い合わせたうえで納税も可能です。

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自動車税が未納でも車検を受ける方法と注意点

自動車税を納税していないことが原因で、車検を受けられなかった場合、車検の有効期間を更新できず、公道を走行できなくなってしまいます。このような場合、以下のような方法で車検を受けられます。

一時抹消登録をする

日本では、車の登録制度を設けており、公道を走行する車は必ず登録しなければなりません。車検も登録制度の一つで、正式名称は「自動車検査登録制度」といいます。

廃車にする場合は「永久抹消登録」、海外出張などで長期間使用しない場合は「一時抹消登録」という手続きをすると、公道の走行を停止または一時停止できます。一時抹消登録は、一時的に車の使用を停止して、税金の支払いを止めておく制度です。

そのため、自動車税が未納の場合には一時抹消登録することで、新しい車として車検が受けられて更新ができます。なお、一時抹消登録の手続きには、手数料として350円かかります。ちなみに、再登録の手続きをするまでは、車に乗れないので注意が必要です。

抹消登録をする場合の注意点

一時抹消登録は、必要書類を揃えて管轄の運輸支局にて手続きできます。しかし、これまでに滞納していた税金は免除されないため、必ず納税しなければなりません。

未払い分の税金は免除されない

一時抹消登録すると、翌年度からの自動車税は課税されなくなりますが、未払い分の税金は免除されません。手続き後に、延滞分の金額を上乗せした「自動車税の納付書」が郵送されるため、きちんと納税するようにしましょう。自動車税の滞納が続くと、最終的には車自体や預貯金、不動産などを差し押さえられることもあります。

再登録費用がかかる

一時抹消登録後に再登録する際には、以下のような登録手続きに伴う費用が発生します。

  • 車庫証明の費用:数千円から数万円
  • ナンバープレート料:3,000円
  • 登録印紙代350円再登録の手数料:700円

このように、一時抹消登録はあくまでも自動車税の課税を、一時的に回避する方法です。そのため、手続きにかかる費用を考慮すると、税金の未納分を支払ったほうが安く済む場合もあります。

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車検を通すか買い替えかで迷っている場合

自動車税の滞納で車検が受けられない場合、一時抹消登録して、自動車税の課税を一時的に回避することはできます。ただし、それで税金が免除されるわけではありません。また、一時抹消登録することによって、余分に費用がかかるため、場合によっては買い替えを検討したほうがよいかもしれません。

使用年数で検討する

自動車の中古車市場では、年式に応じて価値が下落することが一般的です。また、車検と同時に納税する自動車重量税は、新車登録から13年経過すると高くなります

さらに、年式の古い自動車は、車検時に整備や修理、部品の交換費用が高くなり、車検費用や維持費がかかる傾向にあります。そのため、自動車の使用年数を考慮して、買い替えを検討してみるのもよいでしょう。

買い替えの場合は買取業者の選択が大事

すでに目当ての自動車が決まっている場合、ディーラーに現在の自動車を下取りしてもらい、新車の購入価格から差し引いてもらうことが一般的です。しかし、ディーラーでは下取り価格が低く、自動車の状態によっては1円にもならず、廃車に伴う手数料を請求される可能性もあります。

年式が古く、廃車同然の自動車であれば、買取専門業者がおすすめです。買取専門業者は数多く存在しますが、サービス内容を吟味して選ぶことが大切です。買取専門業者「カーネクスト」では、どのような状態の自動車でも0円以上の買取保証を約束し、廃車に伴う手続きの手数料が無料なので、お得に自動車を処分できます。

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自動車税を納付して車検を受けよう

自動車を所有しているなら、自動車税の納税は義務であり、期日までに納税することが原則です。しかし、何らかの事情で納税が遅れたり滞納してしまったりした場合は、速やかに納税するようにしましょう。

一時抹消登録は、あくまでも一時的な手段であるため、車検の期日が近づいたら、自動車税を納税していることを確認し、スムーズに車検を受けましょう。

各都道府県での車検のいろは

各都道府県での車検に関する情報をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

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