車検費用は金額交渉できる?交渉の方法や見積もりの見直し方

車検の更新には多額の費用がかかることが多く、これに悩まされる人は少なくありません。業者を利用すると特に高くなりますが、実は金額交渉も可能です。

交渉次第では、お得に車検が受けられることもあります。金額交渉のポイントや、費用が高い場合の対処法を知って、金銭的な負担を減らしましょう。

車検費用は金額交渉が可能

まず知っておきたいのが、車検時には金額交渉できる費用と、できない費用があることです。車検の費用は大きく法定費用、車検基本料、事前・予備整備費用の3つに分けられます。このうち法定費用は、税金や保険料の支払いのため、固定であり当然金額交渉はできません。

交渉できるのは、あくまで車検基本料と事前・予備整備費用に限られると考えましょう。また、自身で検査を受けるユーザー車検の場合は、そもそも業者を利用しないため、車検基本料を丸ごと削減できます。事前・予備整備費用はどうしてもかかりますが、これも自分でできるなら、かなりコストカットできるでしょう。

金額交渉はもちろん、できることは自分でやれば、よりコストは削減しやすいです。反対に、業者に大部分を依頼して自身の手間を省略するほど、金額が上がりやすいことは覚えておきましょう。

車検費用の金額を交渉する方法

車検時には、金額交渉自体は可能なものの、実際にどのように交渉するのか、方法が分からず困る人は多いでしょう。交渉の方法は複数あり、どのやり方が効果的かはその時々で変わります。複数の方法を試し、利用できるものを存分に使うと、よりコストカットは狙いやすくなるでしょう。

見積もりは早めに依頼する

車検を受ける前には、まずは見積もりを取り、金額をチェックしてからその業者で受けるかどうか決めます。見積もりは早めに取っておくことが大切で、車検の有効期限ぎりぎりに依頼すると、焦って金額に合意してしまうことも多いため、注意が必要です。

車検は有効期限満了の1カ月前からなら、損なく受けられます。車検は見積もり、整備、検査と複数の過程があり、時間がかかります。そのため、1カ月と少し前には見積もりを取っておくと、スムーズに動きやすいでしょう。

見積もりを早めに出しておくと、じっくり考える時間が持てます。詳細な内訳を確認することで、どこを削れそうか判断もしやすいです。交渉の武器を持つためにも、見積もりは早い段階で済ませておきましょう。

見積もりは複数の業者に依頼する

見積もりは早めに出すだけではなく、複数社で受けることを心がけましょう。車検時の費用は、法定費用以外は変動で、どの業者を利用するかで変わります。同じ車でも、業者の違いで数万円以上の差が出ることもあるため、注意しなければなりません。

複数業者で見積もりを取っておくと、それぞれの費用を比較でき、よりお得に受けられる業者を見つけられます。さらに、平均の金額から大体の相場を算出でき、これも交渉時の材料になるでしょう。

見積もりの結果は、有効期限が数週間程度と決まっていることも多いため、複数受ける場合はスケジュールを少し詰める必要があります。比較対象は多いほどよいのですが、増やし過ぎても管理が大変です。そのため、大体3~4社程度見積もりを受けておくと、バランスがよくて効果的でしょう。

他社の見積もりを提示

見積もりは、単に複数社から受けて比較するだけではなく、この結果も交渉材料として提示できます。A社とB社から見積もりを受けて、A社のほうが安い場合、B社にこれを提示すれば、減額措置を取ってもらえる場合もあるでしょう。

必ずしも交渉に応じるとは限りませんが、提示してみる価値はあります。仮に、他社の金額を提示して合意が得られない場合でも、最安値の業者を選べば少なくとも損はありません。他社見積もりは、交渉時の強い武器になるため、ここぞというときに提示するのがおすすめです。

車検を早めに予約をする

車検を受けるためには予約が必要で、これも早めにしておくと割引が受けられる場合があります。業者によって対応は違いますが、早期予約に対して、早割のような特典を付けている業者は多いです。先のスケジュールまで押さえられるなら、早期予約で割引を付けたほうが、確実に費用を削減できるでしょう。

ただし、車検時の費用は交渉できますが、必ずしも応じてもらえるとは限りません。不確実な金額交渉を避けたいなら、確実な割引を狙うのがおすすめです。

3月と9月に車検を受ける

3月と9月は業者の決算期であり、この時期に少しでも利益を獲得しようとする業者は少なくありません。買取や販売の強化のほかに、車検サービスの強化を行うことも多いため、この時期を狙うのもおすすめです。車検にも力を入れている場合は、粘り強く交渉すると、思わぬ金額ダウンが見込める場合も

業者は一人でも多く顧客を獲得したいと考えているため、他社見積もりも提示し、揺さぶりをかけるのもよいでしょう。ただし、業者によっては利益目標を達成していて、特に車検に力を入れない場合もあります。業者ごとに違いがあるため、確実ではありませんが、該当時期に車検を受けられるなら、これも頭に入れておくとよいでしょう。

見積もりで不必要な作業を断る

見積もりを出すと、車検全体の費用だけではなく、作業項目ごとの費用も記載されています。これを細かくチェックし、不要な作業は断ることも大切です。業者に車検を依頼する場合、保安基準以上の整備まで提案してくることが多いです。

これは、品質を確保するうえで大切なことではありますが、コストの面で考えるなら不要でしょう。車検に通すことだけを考えるなら、保安基準にぎりぎり通るだけの整備で構いません。コスト重視で車検を受けたいなら、整備項目は細部まで確認し、本当に必要なもの以外は削ることが大切です。

不必要と思われる作業の一覧

車の状態によって、どの整備が不要なのかは異なりますが、代表的なものでは以下が挙げられます。

  • 下回り洗浄と塗装
  • バッテリー交換
  • エンジンオイル交換
  • フィルター系の交換

車が正常に動作しているなら、基本的にはこれらの作業は必要ありません。それぞれ多少の劣化が見られても、保安基準上は問題ないため、手を加えなくても車検は通るでしょう。ただし、車検に通ってもその後の使用で問題が出る場合もあるため、注意が必要です。

保安基準に通っているからといって、万全の状態なわけではありません。単に、必要最低限の基準は満たしているだけに過ぎず、安全品質が保証されているわけではないことは理解しておきましょう。

金額交渉も大切ですが、安全面も重視しなければなりません。作業の必要性が分からない場合は、整備士と相談しながら必要なものを選り分けましょう。

金額交渉をても価格が下がらなかったら買い替えも検討

金額交渉をして、コストカットできる場合がある反面、交渉しても費用が高いままということもあります。また、そもそも交渉自体に応じてもらえず、高額な費用がかかることもあるでしょう。金額交渉後も変わらずコストが高いなら、車検の更新ではなく、買い替えを検討するのも一つの手です。

古い車を乗り続けるとデメリットが多い

古い車ほど、車検時の費用は高くつきやすく、乗り続けることでデメリットはさらに拡大します。新車登録から13年を経過すると税金が上がり、固定費は増大します。さらに劣化が進んでいることで、事前・予備整備費用も高額になりやすいでしょう。

車検前に買い替えるなら、車検費用を1回分浮かせられます。加えて、古い車を買取に出すなら、少なからず利益も出るでしょう。コストカットと売却による利益を合わせると、買い替えの金銭的なメリットは、思いのほか多いといえます。

買取業者はカーネクストがおすすめ

古い車を売却するなら、買取業者のカーネクストがおすすめです。カーネクストは、どのような車でも0円以上で買取保証をしており、古い車の買取にも対応しています。

加えて、レッカー引き取りや廃車手続きの代行といった、各種サービスも無料で利用できます。引き取りと買取、それぞれのサービスが充実しているため、お得に手放しやすいでしょう。

参考:カーネクスト

車検費用も金額交渉すれば安くできる

車検費用は金額交渉が可能で、交渉次第で安く済ませられる場合も多いです。業者に提示されるままに条件を飲んでしまうと、損をすることも少なくありません。そのため、提示された金額と内訳は細部まで確認し、納得できるまで金額交渉をして、お得に車検を受けましょう。