車の車検に必要な費用|受ける流れや必要書類について解説

車を持っていると、必ず車検を受けなくてはいけません。車検を通さない車検切れの状態で運転していたら、場合によっては検挙されて、刑事罰を受ける可能性もあります。

しかし、車を持ったばかりの人にとっては、車検と言われてもよくわからないことばかりです。この記事では初めて車検を受ける人がスムーズに受けることができるように、車検を受ける流れや必要な費用、書類について詳しくお伝えします。

車検を受けるタイミングは

車検はいつ受けたらいいのでしょうか。車検証の有効期限は車種や用途ごとに決められていて、有効期限が切れる1カ月前から車検を受けることができます。車検証の有効期限は次のように決められています。

車種 車検証の初回有効期限 2回目以降の有効期限
自家用車(軽乗用車含) 3年 2年
軽貨物自動車 2年 2年
レンタカー 2年 1年
バス・タクシー 1年 1年

以前は新規に登録されてから10年経った車は、車検の有効期限が1年になりました。しかし、現在は車の性能も上がったこともあり、10年を過ぎた車の車検も2年に一度になりました。

車検を受ける流れと方法

車検を受ける時期になったら、どのような流れで準備をして車検に臨めばいいのでしょうか。まずは、車検を受ける流れについてみていきましょう。

必要書類を準備する

車検を受けるためには書類を用意する必要があります。自分で用意する書類は、ディーラーや整備工場に依頼する場合と、自分で検査場に車を持ち込むユーザー車検の場合では違うので、それぞれみていきましょう。

ディーラーや整備工場に依頼する場合

ディーラーや整備工場に車検を依頼する場合には、次の書類を用意しましょう。ディーラーや整備工場からも用意するように言われるので、その通りに用意すれば大丈夫です。

  • 車検証
  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 自動車税納税証明書(継続検査用)

ユーザー車検の場合

自分で点検整備を行ったうえで、自動車検査場に持ち込むユーザー車検の場合には、次の書類が必要になります。依頼をする場合よりも必要書類が多くなるので注意しましょう。

  • 車検証
  • 自動車損害賠償責任保険証書
  • 自動車納税証明書
  • 自動車検査票
  • 自動車重量税納付書
  • 継続検査申請書
  • 定期点検整備記録簿

洗車をしておく

特にユーザー車検を行う人が気を付けてなくていけないことには、洗車をあらかじめ行っておくことです。車が汚い状態では、車の状態を正確に判断することができずに、車検が通らないことがあります。

例えば、オイル交換をするときにこぼしてしまったのが、車にこびりついていたら、オイル漏れを起こしていると判断されてしまうことがあります。検査場でオイルをこぼした跡だと主張しても、検査官には通じません。このようなことがないように、きれいな状態にして車検に臨みましょう。

車検当日の流れ

ユーザー車検を行う場合には、検査場への持ち込みや書類の記入は全て自分で行います。車検当日の流れは次のようになります。

予備車検場で最終確認

車検の点検項目に不備があった場合には、車検を通すことができません。不安がある場合には予備車検場で点検をしましょう。

総合受付へ行く

総合受付に行くと必要書類の購入方法を教えてもらえます。そちらで書類を購入して、見本を例に記入します。

納税確認

自動車税納税証明書を納税確認窓口に提示して確認してもらいます。問題なければスタンプをもらいます。

書類提出

継続検査窓口で書類を提出します。インターネットであらかじめ予約していた場合には、こちらで予約番号を伝えます。書類に不備があった場合には、こちらで教えてもらえるので訂正して提出します。

検査を受ける

車に乗って検査ラインへ向かい検査を受けます。スタッフの指示に従って車を移動させて、順番に検査を受けていきます。予備検査を受けていればほぼ大丈夫です。検査に通らなかった場合には整備をしてから再検査です。1日に受けられる車検の回数は3回までなので、回数に注意しましょう。

車検証の交付

検査を合格したら、書類を受け取って車検証の交付窓口へ提出します。新しい車検証と有効期限のステッカーを受け取ったら、ユーザー車検は終了です。

当日合格できなかった場合には

2週間以内に来られるのであれば、限定自動車検査証を発行してもらえます。そちらを仮の車検証として使えるので、必ず再整備をしてから2週間以内に検査場で検査を受けます。2週間以内に来られない場合には、ほぼ0からのスタートになります。

車検に掛かる費用

車検にはお金がかかるというイメージが強くありますが、実際にどのくらい費用が必要なのでしょうか。こちらでは車検の費用についてみていきましょう。

車種ごとに定められた法定費用

まず必要な費用には法定費用があります。これはユーザー車検でも、依頼をしても必ず支払わなくては行けません。法定費用は車種ごとに金額が決められているので、自分の車がいらら必要なのか確認しておきましょう。

車種 自賠責保険 自動車重量税 印紙代
軽乗用車 27,240円 5,000円 指定工場1,100円
ユーザー車検1,700円
小型乗用車(1t以下) 28,780円 16,400円 指定工場1,100円
ユーザー車検1,800円
中型乗用車(1.5t以下) 27,840円 16,400円 指定工場1,100円
ユーザー車検1,800円
大型乗用車(2t以下) 28,780円 32,800円 指定工場1,100円
ユーザー車検1,800円
ハイブリッド車 28,780円 32,800円 指定工場1,100円
ユーザー車検1,800円

点検整備にかかる車検基本料

車検を通すためには、点検項目をしっかりと事前に整備する必要があります。点検整備をするための費用が法定費用の他に掛かります。また、車検の検査項目にはなくても、自動車は定期的な点検が法律で義務付けられています。

点検整備をするための車検基本料は、ディーラーや整備工場に依頼するかによって違ってきます。ユーザー車検でも整備工場などに依頼するしかありません。点検項目が変わるわけではないので、信頼できるところにお願いすることをおすすめします。

ディーラーに依頼した場合には、4万円から10万円、民間整備工場では3万円から8万円前後になります。このほかに、部品の交換や修理が必要な場合には、そのための費用が必要になります。

車検を通すか買い替えか迷っている人は

ある程度の年数を乗っていた場合には、買い替えたほうがいいのか、車検を通して乗り続けたほうがいいのか迷うことがあります。買い替えを迷ったときにはどのように考えたらいいのでしょうか。

どちらがお得か考えよう

買い替えたほうがいいのか、車検を通した方がいいのかを考える場合には、どちらが金銭的にお得になるのか、ということを考えましょう。ある程度年数を乗っていると、整備しなくてはいけないところも増えてきます。

場合によっては、かなり高額な部品を交換する必要も出てくるので、車検にかかる費用もかなり高額になってきます。古い車の修理にお金を掛けるくらいなら、新しい車に乗り換えたほうがいいという考えもあります。

しかし、車を買い替えるためには高額な費用が必要になります。いくら修理代が高額になっても、車検代よりは買い替えの方が高くなります。短いスパンで乗り換えることを前提に状態のいい中古車を手に入れることができれば、買い替えの方が安くなることもあります。

しかし、めったにそのような車が出ることはないので、車検代以上の出費は必要になります。自分に合うお得な方法を考えて決めましょう。

買い替えの場合は最適な買取業者を選ぶ

車検を通さずに新しい車に買い替える場合には、買取業者の選定が大切になります。今乗っている車をどのくらいで下取りしてもらえるか、ということは買取業者によって大きく変わってくるからです。

高額買取のカーネクストであれば、他の買い取り専門店よりも20万円も高く買い取ってもらえた事例もあります。また、世界中に販路を持っているので、国内では売れない状態の車であっても価格を付けて買い取ってもらえる可能性があります。

他の買取業者なら、廃車にするのに自己負担を求められてしまうような車であっても、0円以上の自己負担なしで必ず買い取ってもらえるのもカーネクストならではです。車検を通さずに買い替える場合には、まずはカーネクストで査定をしてもらいましょう。

参考:カーネクスト

車の車検を賢くしよう

車の車検の流れや費用について解説してきました。始めてユーザー車検を行う人には、いろいろとわからないことばかりのことも多いことでしょう。流れをしっかりと事前に理解しておけば、難しいことはなにもありません。事前準備をしっかりとしてから、車検に臨みましょう。