車検の見積もりの方法を解説|必要な費用や業者の選び方まで

車検は車に継続して乗るためには必須の手続きで、一般的な乗用車なら、初回検査の3年以降は2年ごとに更新しなければなりません。

更新の際には、車検取得の方法を考え、保安基準に適合するようメンテナンスをするといった手間がかかりますが、それだけではなく費用もかかります。

車検の費用は人によって、車によって大きく違い、数万円程度で済む場合から10万円以上かかるケースまであります。安くない費用がかかるだけに、上手に行うには事前の見積もりが大切です。車検時に見積もりがどのような役割を果たすのかを知り、コストを上手にコントロールして、お得な更新を目指しましょう。

車検の見積もりついて

車検をスムーズかつお得に更新するには、事前に見積もりを受けるのがおすすめです。しかし、見積もりはどのように受けるのか、そもそも本当に必要なのかと疑問視する人も多いでしょう。

現にこれまで車検を何度も更新してきたものの、見積もりを取ったことがないという人も当然います。車検時になぜ見積もりをするのか、まずは必要性から理解を深めることが大切です。

費用を少しでも安くしたい場合に必要

大前提として知っておきたいのが、車検を受ける際に事前の見積もりは必須ではないということです。見積もりを出していないからといって、車検が更新できないわけではなく、見積もりなしでいきなり車検を依頼することは可能です。

見積もりはあくまで費用を少しでも安く抑えたい場合に必要なもので、事前にひと手間かけることで、コストの管理がしやすくなると考えましょう。車検時に必要な費用の総額は変動することが多く、これは車の状態はもちろん、利用する業者によっても違ってきます。

業者ごとの費用の違いを知り、もっとも納得できる金額、内容で車検を更新するなら、複数社から見積もりを取り、比較して利用先を選ぶことが大切です。

車検見積もりはいつでもできる

車検の見積もりはいつからでも行うことができ、業者の都合次第では今すぐ行ってもらうことも可能です。見積もりに必要は時間は業者ごとに違いますが、早いと30分から1時間程度で済むことが多いでしょう。基本的には当日終わるものと考え、車検の有効期間から逆算して、いつ受けるかを決めることが大切です。

ただし、早くに受け過ぎて、実際に車検を更新する日との間が長期間開くと、見積もりの金額も違ってくるため注意しなければなりません。基本的には見積もりをし、各種手続きや点検・整備を行って車検となるのが流れです。

有効期間満了前に見積もりに出すのは大切ですが、早すぎると更新日も早くなり、車検の有効期間を無駄にする可能性があります。車検は満了日の1カ月前からなら、いつ更新しても次回満了日は同じになるため、1カ月と少し前くらいに見積もりを受けるのがおすすめでしょう。

車検の見積もりをする方法

見積もりを行い、少しでも車検費用を抑えたいなら、上手に進める方法を知ることが大切です。車検時の見積もりではやるべきことの工程が意外と多く、どのように手順を進めるかによって、全体の工程がスムーズに完了できるかも違ってきます。

ただ見積もりを取るだけで、お得に車検が受けられるわけではありません。見積もりを取る時点から工夫して行い、細部までこだわって各種手続きを進めることが大切です。

車検見積もりの大まかな手順を把握する

スムーズに見積もりを行うには、まずは大まかな手順を把握することが大切です。見積もりを行うには、最初にどの業者を利用するのかを決めなければなりません。業者は近所で車検を請け負っている業者から探したり、インターネットを使ったりして情報を集めましょう。

気になる業者を見つけた後は、見積もりに出しますが、業者がネット上でホームページを持っているなら、そこで簡単見積もりができることも多いです。簡単見積もりの内容に納得がいく、あるいはホームページがない場合は、実際に車を持っていき、詳細な見積もりを出してもらいましょう。

これを複数社で行い、もっとも条件の良いもの、納得できる内容を提示する業者を選び、車検を受けるための手続きを進めていきます。

車検の見積もりを依頼できる業者を探す

車検の見積もりを依頼できる業者は非常に多く、近隣で探すだけでもかなりの選択肢が出てくるでしょう。具体的には以下の業者で請け負ってもらえることが多いため、依頼先を決める際の参考にしてください。

  • ディーラー
  • 民間の整備工場
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • 車検専門店

選択肢は多いですが、それぞれで車検更新時のサービスが違っており、価格帯も当然異なります。基本的には上から順番に価格が高く、下にいくほど安いと考えましょう。

安さを求めるなら車検専門店を利用するのがおすすめですが、サービス内容はディーラーのほうが充実しているため、それらの違いは理解しておかなければなりません。

まずはどれくらいの予算設定にするかを決め、そこから利用する業者の区分を決め、選択肢を絞り込むと、依頼先を限定して見つけやすいでしょう。コスト重視かサービス・整備重視かで考え、大体の予算を決めておくことが大切です。

簡易見積もりを活用する

依頼先に大体の見当をつけたら、まずは簡易見積もりに出すのがおすすめです。業者のホームページでは年式や走行距離、車種、グレードといった簡単な情報を打ち込むだけで、素早く見積もりを算出できます。この結果も踏まえて、どの業者に依頼するか、さらに絞り込むことが大切です。

ただし、業者によっては簡易見積もりのサービスをネット上で扱っていないこともあります。この場合は、電話で車の状態を簡単に伝えることで、簡易的に見積もりをしてもらえることもあります。

ホームページがない場合でも対応してもらえることはあるため、まずは簡単な方法で見積もりを出したほうが、その後の業者選択もスムーズに行いやすいでしょう。

見積もりをするのに必要なもの

実際に業者に車を持ち込んで見積もりを取る際には、必要なものはほとんどありません。車検証を持参し、年式や走行距離といった基本的な情報さえ伝えておくと、後は担当者が見て見積もりを進めてくれるでしょう。

ただし、業者によっては特定の持ち物を要求されることもあるため、予約時に確認しておくのが無難です。別途指定されたものがあるならそれもきちんと持参し、余計なところで手間をかけないようにしましょう。

比較のため複数の業者から見積もりを取る

少しでもお得に車検を受けるなら、見積もりは1社ではなく複数社から受けることが大切です。比較できる選択肢は多いに越したことはありませんが、何十社と受けるのは時間がかかり、情報が多すぎると選定も面倒になるため、3社程度で行うのがおすすめでしょう。

業者同士の見積もり内容を比較する際には、費用はもちろん、整備の内容や車検にかかる日数といった、その他条件もチェックすることが大切です。人によって車検に何を求めたいかは違います。もっとも重要視する項目を優先的にチェックし、本当にお得と思える条件を提示した業者を選びましょう。

安いからといって、必ずしもお得なわけではなく、多少費用が高くても、整備内容やサービス次第では、品質が良く、コスパが高くてお得と思えることはあります。

有料の見積もりもあるので注意

簡易見積もりだけではなく、業者に持ち込んでやってもらう本格的な見積もりも、基本的には無料であることが多いです。しかし、一部見積もりを取る時点で費用を請求する業者もあるため注意しなければなりません。見積もりだけでお金がかかると、その分出費が増えて損です。

費用をかけてしまった分、その業者に依頼しないともったいないと思ってしまい、納得できない条件で妥協して後悔する人も少なくありません。

見積もりが有料であることも含めて納得できているなら、その業者を利用しても構いませんが、比較の段階では無料見積もりの業者だけに絞ったほうが良いでしょう。持ち込みによる見積もりは無料でも、出張査定での見積もりは有料と、サービスによって費用が異なる場合もあるため注意が必要です。

実際の車検にかかる費用

見積もりを受ける際には、そもそも車検にはどのような費用がかかるのかを把握しておくことも大切です。車検時にかかる費用は大きく2つに分けることができ、それぞれで特徴が異なります。費用の内訳を詳細まで知ることで、見積もりもさらにスムーズに受けやすくなるでしょう。

法律で決められている法定費用

法定費用は法律で定められている固定の費用であり、これは車検の方法に限らず金額は一定しています。どの業者に依頼しても同じであるだけではなく、自分で行うユーザー車検の場合も同じと考えましょう。法定費用は自動車重量税、自賠責保険料、印紙代の3つで構成されています。

このうち印紙代だけでは、依頼先によって300円程度異なることもありますが、それ以外は費用が変わることはありません。見積もりでもこれらの金額は据え置きで固定となっているため、金額があっているかだけ確認し、実際のコストを考える上では、別の項目をチェックすることが大切です。

車を整備するための車検基本料金

車検基本料は、業者に検査を代行してもらうための手数料や整備の費用を指します。これは利用する業者ごと、車の状態ごとに大きく違ってくるため、見積もりでも詳細まで確認しておかなければなりません。

基本的には整備箇所、消耗品の交換箇所が多いほど、費用は高くなりますが、業者によってはそもそもの手数料自体が高い場合もあります。手数料だけで高額になり過ぎるなら、手数料の安い別の業者を利用したほうが、コストは下げやすいでしょう。

また、車検は保安基準を満たしているかを検査するものですが、実際に業者で行う整備は、保安基準をクリアするだけに留まるとは限りません。業者によっては保安基準以上の質を求めて、細部まで念入りに整備をすることもあります。

この場合も全体の費用は高くなります。車検基本料は依頼する内容次第で金額が大きく変わるため、内訳は細かく確認し、納得いくまで業者と条件を話し合うことが大切です。

古い車は費用が高くなる場合がある

車検時の必要な費用は車の状態に影響されることが多く、古い車ほどコストは高くなります。例えば新車登録から13年が経過している車なら、法定費用に含まれる自動車重量税が値上がりします。18年経過でもう一段階引き上げられ、固定のコストが高くなるでしょう。

エコカー減税対象なら、税金アップの対象にならない場合もありますが、特別な条件を満たさない限りは、経年によってコストが上がることは理解する必要があります。また、そもそも古くなって劣化することで、故障箇所、整備が必要な箇所が増えて、車検基本料も上がりやすい傾向にあります。

初回検査以降の一発目と、数年後の車検では費用が大幅に違っているということも少なくないため、古い車に乗っている人は注意が必要です。

車検を通すか買い替えるか悩んでいる場合

車検は必ずしも更新しなければならないわけではなく、不要になったタイミングで更新せずに処分し、買い替えるのもひとつの方法です。

しかし、完全に壊れて動かないならふんぎりがつきますが、まだ動くのに車検前に買い替えるべきか悩む人も多いでしょう。車検の更新か買い替えかで悩んだ場合は、以下2つの指標で考えるのがおすすめです。

走行距離から考える

走行距離は長くなるほど劣化が進み、10万kmがひとつの目安と考えられています。これは10万km走るとエンジン周りに不調が出やすく、これらを修理するには高い費用がかかるからです。10万kmを超えたからといって、すぐに故障するわけではなく、メンテナンスをしてさらに倍以上の距離乗り続けることは可能です。

しかし、不具合が出やすいのは確かで、費用もかかりやすいため、10万kmを超えた時点で車検の更新をストップし、買い替えを選択しても良いでしょう。

年式から考える

車は経年によっても劣化するため、年式から考えるのもおすすめです。年式は10年がひとつの区切りで、これを超えると故障箇所や不具合も増えてきます。中古車としての価値も一気に下がるため、10年を一区切りにする人は多いですが、もう少し長く13年を一区切りとしても良いでしょう。

13年目以降は自動車重量税が値上がりするため、保有するコストはさらに高くなります。また、13年目からは自動車税も増額となるため、13年目を迎える前に手放し、買い替えを考える人は多いでしょう。

買い替えの場合は買取業者の選択が大事

買い替えの場合は、タイミングだけではなく、どの業者に処分を依頼するかも重要な選択です。手持ちの車を手放すなら、買取に出すのがおすすめですが、依頼先の業者によって買取の条件は大きく違ってきます。より好条件で買い取ってくれる業者を探すことが、お得に買い替えを行う最重要ポイントと言えるでしょう。

廃車買取業者ではどんな車も買取可能

長く使って状態の悪い車なら、廃車買取業者に買取に出すのがおすすめです。廃車買取業者は、海外に販路を持っていたり、パーツ単位、素材単位でもリサイクルできることから、状態が悪くても積極的に買い取ってくれることが多いです。

他の業者では1円にもならなかった車でも、高値を付けてくれることはあるため、諦めずに査定に出してみましょう。

古い車の売却は廃車買取のカーネクストへ

古くなった車を売却するなら、カーネクストがおすすめです。カーネクストは0円以上での買取保証をしており、古い車、故障や不具合の多い車でも積極的に買い取ってくれます。

車両引き取りも無料のため、万が一車検が切れて動かせなくなった場合でも安心でしょう。廃車手続きも無料のため、処分にかかる費用がなく、手続きもスムーズに完了できることが大きな魅力です。

参考:カーネクスト

少しでも費用を抑えて車検を受けよう

車検の更新は継続して車に乗るには必須の手続きで、車検費用は固定の維持費とも言えます。一定期間に必ずかかる費用だからこそ、やり方を工夫して少しでも安く抑えることが大切です。

事前に見積もりを受け、複数社で条件を比較検討するだけでも、車検の費用は抑えられます。情報収集を徹底して行い、本当に納得できる金額、条件を提示してくれる業者を探して、お得に車検を受けましょう。