車検の検査項目を確認しよう|知っておくべきポイントを徹底解説

車検には数多くの検査項目があり、それらすべてに合格しなければなりません。ゆえに、検査項目をあらかじめ知っておくことは、車検をスムーズにクリアするために重要になります。また、どんな検査が行われるかを知っておくことで、自分でできる点検があることが分かるため、無駄な費用を抑えられます。

今回は、車検時の検査項目や検査のときに注意したいことに加え、車検前点検についても解説します。参考にしていただき、車検の際にかかる不要な費用を抑えましょう。

車検の検査項目と注意点

車検場での検査の流れに沿いながら、項目を確認していきましょう。その際、特に気を付けたいポイントは、ヘッドライトの検査で、基準の光度に達していないと合格できません。

車検場での検査の流れと検査項目

車検場の検査コースの流れと検査項目は、以下の通りです。当日は、検査官が順に誘導してくれます。

同一性の確認

検査コース入り口にて、車検証などの書類の記載内容と、車両が同一であるかの確認をされます。その場の検査官が、車両に打刻されている「車体番号」と、エンジンに打刻されている「原動機型式」と、提出した書類を照らし合わせます。

外廻り検査

引き続き、外廻りの検査が行われます。車体や灯火類など、車の外観に問題がないか、また車検証記載の内容から、変更や改造がされていないかの確認です。同一性の確認と、外廻り検査に問題がなければ、第一段階である外廻りの検査は合格です。

サイドスリップ検査

コースに入って最初の検査は、前輪タイヤの横滑り量の測定です。横滑りに関しては、調整がしっかりと行われていないと、タイヤの片減りや直進安定性に支障をきたしてしまいます。なお、この調整は予備検査場でも可能です。

ブレーキ検査

サイドスリップ検査の終了後、一旦停止線で止まります。次は、前輪・後輪・駐車ブレーキの制動力の確認検査です。ギアはニュートラルに入れておき、エンジンは切らない状態で、前方の電光掲示機の指示に従いながら、自分で車を操作します。

スピードメータ検査

ブレーキ検査を受けた場所において、引き続きスピードメータ検査に移ります。ここで実際の速度と、速度表示機器との誤差を確認します。前方の電光表示機に従い、ハンドルを真っ直ぐしっかりと握りながら、ゆっくりスピードを上げていきます。

ヘッドライト検査

ブレーキ検査、スピードメータ検査に引き続き、ヘッドライト検査が行われます。ヘッドライトの光量と、光軸が基準値内であるかの確認です。電光表示機の指示に従って、ヘッドライトをロービームで点灯させます。

排気ガス検査

排出ガスの一酸化炭素と、炭化水素の濃度確認の検査をします。記録器の横に、排出ガス検査機器が設置されているので、そこから伸びている針状のプローブを、車の排気管に差し込みます。ちなみにディーゼル車は、別の場所にて専用の排気ガス検査を行います。

下廻り検査

最後にオイル漏れなど、車両下部の不具合の確認が行われます。車を前進させて検査機器の停止位置に、タイヤの前輪を乗せます。それからエンジンを切り、ギアをニュートラルかパーキングに入れましょう。この際、駐車ブレーキは引きません。検査中は、斜め前方の電光掲示機に指示が表示されるので、それに従い操作を行います。

検査で注意すべきポイント

普通に整備・点検を行っていても、整備不良を指摘されやすい「ヘッドライト検査」には注意が必要です。その中でも、ハイビームの保安基準が盲点になりやすく、その基準は車種により「4灯式」と「それ以外」に分かれています。

4灯式の場合は、「1灯につき12,000cd以上」もしくは「ハイビーム(走行用前照灯)の合計が15,000cd以上」でなければ合格できません。また、それ以外の車種の場合は、ロービームが同時に点灯するものであれば「12,000cd以上」、同時に点灯しないものは「15,000cd以上」が基準になります。

車検前点検について

車検前の点検について、詳しく解説していきます。この点検は、車検の前に特別な技術を要する不具合を、業者に整えてもらうためでもあります。

ユーザー車検前には点検整備が必要

ユーザー車検の場合は、業者に依頼する場合と違い、事前に整備や修理をしてもらえません。ゆえに、自分で事前に整備や点検を行う必要があります。車検の検査項目や点検項目を把握し、問題点をクリアにしてから車検に臨みましょう。

車検前に点検すべきポイント

車検前に点検するべき項目は、目視により簡単にできることばかりです。

オイル類やウォッシャー液などエンジン周り

オイル漏れがないか、またエンジンオイルや冷却水、ブレーキフルード、ウォッシャー液に不具合がないかなど、主にエンジン周りの液体類は徹底してチェックしましょう。規定量がきちんと入っていることと、液体が劣化していないことを確認してください。

ライト類がすべて点灯するか

車の外側に付いているライトを、点灯させて外周を見て回り、それらのライトがすべて点灯しているかを確認しましょう。ヘッドライト(ハイビーム/ロービーム)、ポジションランプ(スモールランプ)、テールランプ、ブレーキランプ、バックランプ、ナンバー灯、ウインカー(ハザード)、フォグランプ(レンズがある場合)がそれに該当します。

タイヤの溝が残っているか

タイヤの溝が、しっかり残っているかを確認しましょう。タイヤの横に三角のマークがあるので、その辺りの溝を見てください。通常の溝よりも浅いラインがあり、そのラインが消えてしまっている場合は、新しいタイヤに交換しなければ車検には合格できません。

車検を通すか買い替えか迷っている人は

車検の前は、車の買い替えを考えるタイミングともいえます。車検を通すか買い替えるかは、目先のことだけではなく、数年先の生活をふまえて検討しなければなりません。

どちらがお得か考えよう

車検を通す場合と買い替える場合には、それぞれにメリットとデメリットがあります。そのため、それらを加味したうえで、どちらが自分にとってより得になるかを考える必要があります

現在乘り替えたい車種がある場合や、古い車に車検や修理費用をかけるのが嫌だと感じる際には、買い替えを検討したほうがよい可能性があります。

買い替える場合は最適な買取業者を選ぼう

愛車を少しでも高く買い取ってもらいたい人におすすめなのが、買取サービスのカーネクストです。カーネクストなら、車の情報と自分の住所を入力するだけで、無料で簡単に査定額をチェックできます。故障・水没・不動・廃車同然の車など、どんな状態の車でも0円以上の買取を保証しています。

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参考:カーネクスト

車検に備えて点検整備をしよう

車検を業者に依頼する場合でも、車検の検査項目を知っていて損はありません。なぜなら、車検における不要な費用を抑える可能性を含んでいるためです。車検費用全体に、かなりの差が生じる場合もあるでしょう。

よって、これから初めての車検を受ける人はもちろん、車検を業者に依頼する人やユーザー車検を考えている人は、検査項目を把握し、車検に備えて点検整備をしましょう。検査項目を知り点検整備をすることは、車検にかかる時間とお金の節約につながります。