車検の基本料金の目安は?内訳や料金を見る3つのポイント

車検は業者に依頼して行う人が多く、業者を利用する際には「車検基本料金」が発生します。これを単なる業者を利用する手数料と考える人は多いでしょうが、実際には費用が細かく分けられているため注意が必要です。

また、車検基本料金は一概に料金が決まっているわけではないため、業者ごとの違いも大きいです。費用の目安を把握し、納得できる金額、サービスで車検を受けましょう。

車検の基本料金の内訳とは

車検時にかかる費用は、大きく「法定費用」と「車検基本料金」の2つに分けられます。法定費用は税金や保険料の支払いのため、業者に頼む場合、自分で行う場合の両方で発生し、金額も変わりません。

しかし、車検基本料金は業者ごとに金額が異なり、内訳別で見ても料金設定が違うことが多いです。車検基本料金の内訳は大きく4つに分けられるため、何にどれくらいかかるのが普通なのか目安を知っておきましょう。

24カ月定期点検の料金

車を安全に使うのは使用者の義務であり、法で定められた基準をクリアするために車検制度は存在します。しかし、車の安全性を測るのは車検時の検査だけではなく、一定期間ごとの法定点検も含まれます。

車検更新のタイミングと重なるため混同しやすいですが、業者に依頼した場合、実は24カ月法定点検を行い、その料金が請求されることは覚えておきましょう。車種によって金額は変動しますが、1~3万円程度が目安です。

車の傷み具合で膨れ上がる部品交換料金

車検を更新するには、保安基準に適合するようメンテナンスが必要です。車が劣化しているなら、それだけ多くの箇所部品交換が必要で、この費用も車検の基本料金の一部と考えましょう。

部品交換料金は一概にいくらと決まっているわけではなく、使用する部品や交換箇所、数によって変動します。安いと0、あるいは数千円程度で済みますが、高いと数万から数十万円以上かかる場合もあるため注意が必要です。

点検をするための検査ライン使用料

車検を更新するには、車が保安基準を満たしているか、検査ラインに乗せて点検しなければなりません。検査ラインを使用するにも費用がかかり、この使用料金も車検基本料金に含めて考える場合があります。

検査ラインの使用料は、法定費用の検査手数料として考えられることもあり、少しややこしいですが、二重で取られる心配はありません。費用は1,000~1,800円と安く、必須の費用でもあるため削減はできないと考えましょう。

ユーザーの手間を省くための車検代行手数料

業者に車検を依頼した場合、当然人件費も発生します。人件費は業者ごとに違いますが、数千円程度が一般的で、高くても1万円以内には収まるでしょう。同じ作業、手続きをする場合でも、依頼先の業者によって代行手数料は違うため注意しなければなりません。

手数料で1万円程度と考えると高くも思えますが、実際にユーザー車検をする手間を考えるなら、妥当な金額と言えるでしょう。

車検の基本料金の3つのポイント

車検の基本料金への理解を深めるには、内訳以外の部分にも目を向けることが大切です。料金を考える上では3つのポイントがあり、それを踏まえて車検を受けるとよりお得に更新しやすいでしょう。

車検基本料金は、全体の費用で見ても大きなウエイトを占めやすいため、細かなポイントまで把握することが大切です。

車検の基本料金は後払い

車検を受ける際には、まずは見積もりを出してもらい、受けるかどうかを決めます。業者に依頼した時点で費用の支払いを行いますが、この時払うのは法定費用で、車検基本料金は後払いが普通です。これは実際に作業をしてみないと、部品の交換やメンテナンスにどれくらい費用がかかるか分からないことが理由です。

基本的には見積もり額から大きく外れることはありませんが、多少前後する可能性があることは理解しておきましょう。また、車検基本料金はカードやローン払いも可能ですが、事前に支払う法定費用は、基本的に現金払いのみとなるため、これにも注意が必要です。

車検の依頼先は目的で決める

業者ごとに車検基本料金は変わるため、車検で何を求めたいかによって依頼先は変えなければなりません。多少コストが高くても、高品質で充実したサービスを受けたいならディーラーがおすすめです。

反対にとにかく低コストを重視し、できるだけ車検基本料金をかけたくないなら、車検専門業者やカー用品店、ガソリンスタンドなどがおすすめでしょう。また、車検基本料金自体をなくしたいなら、業者に頼らず、自分で行うユーザー車検にチャレンジする方法もあります。

コストが高いと品質は良く、コストを下げると品質は下がるという相関関係を頭に入れて、何を重視したいかで依頼先を選びましょう。

基本料金は車が古くなるほど高くなる

車検基本料金は車の状態によって変動し、古くなるほどコストアップしやすいことは覚えておきましょう。これは古い車は劣化が激しく、部品交換料金が高くなりやすいからです。古いからといって、法定点検の費用や検査の手数料が上がるわけではなく、高くなるのは部品交換のコストのみです。

しかし、部品交換箇所が増えると、料金が数倍に膨らむというケースも少なくありません。交換箇所によっても費用は変わり、エンジン周りの高価な部品が劣化している場合も、コストが大幅に上がることは覚えておきましょう。

車検を通して乗り続けるのは得なのか?

満了日が近づくごとに車検を更新するのが当たり前と思う人は多いでしょうが、長く乗るからといって、必ずしもお得とは限りません。場合によっては長く乗っているあまりに損をしていることもあるため、ある程度のところで買い替えを検討するのも大切です。

どの程度までがお得で、どこからは損をしやすいのか、コスト面から考え、車検の更新だけではなく、買い替えも検討してみましょう。

車の価値とランニングコストで判断

車検の更新と買い替えで悩むなら、現時点での車の価値とランニングコストを考えるのがおすすめです。車の価値が低く、ランニングコストが高いなら、素早く手放し買い替えたほうがメリットになるでしょう。車の価値が低くても、ランニングコストも低いなら乗り続けても損はなく、コスパが良い場合もあります。

車は走行距離が伸び、古くなるにつれて価値が下がります。10万km以上走って劣化している、10年以上使っている古い車の場合は、価値が低くコストが高いため、買い替えたほうがお得になりやすいでしょう。

車検に出さないなら買取業者で売却

車検の更新をやめ、買い替えを選ぶなら手持ちの車を少しでも好条件で売却しましょう。売却するなら買取業者のカーネクストがおすすめです。カーネクストは、古い車や過走行車でも0円以上で買い取っており、全く値が付かず、手放して損をすることはありません。

また、車両の引き取りから廃車手続きの代行まで全て無料で、処分の費用がかからないことも魅力です。少しでもお金にして買い替えの資金を得るには、うってつけの業者でしょう。

参考:カーネクスト

基本料金の不安をなくして車検に出すかを判断

業者に依頼する場合に発生する車検基本料金は、複数の要素で構成されています。業者ごとに料金も違うため依頼先には注意が必要で、金額はもちろん、受けられるサービスも考慮して、依頼先を選ぶことが大切です。

車検時には基本料金だけではなく、法定費用といったその他コストも加味し、全体の費用から車検に出すべきかを考え、賢い選択をしましょう。