車検の有効期限を延長する方法|手続きのやり方や注意点を解説

車に乗り続けるためには、定期的な車検の更新が必要で、有効期限が切れないようにしなければなりません。しかし、期限の確認を忘れていたり、忙しくて更新手続きができなかったりと、有効期限切れを起こしてしまう場合もあるでしょう。

しかし、期限切れになった場合でも心配はなく、車検期間を延長して更新する方法があります。この記事では、車検の期限を延長する方法や、延長しないとどうなるのかについて解説していきます。これらを把握しておくことで、適切な対処ができるでしょう。

車検の有効期限を延長する方法とは

車検は有効期限内に更新することが基本で、延長申請をすることは例外的な対処と考えましょう。それでも期限切れを起こしてしまった場合のみ、期間延長をして対処します。ただし車検期間の延長は、あくまで応急処置的な対応のため、長く利用できないことは理解しておきましょう。

自動車臨時運行許可申請をする

車検の有効期限を過ぎた場合は、自動車臨時運行許可申請をします。これは、通称「仮ナンバー」と呼ばれるもので、この申請を行って仮ナンバーを付けることで、車検切れでも一時的に公道の走行が可能です。ただし、有効期限は最大5日前後と短く、返却期限を過ぎるとペナルティが科せられるため、注意しなければなりません。

また、仮ナンバー申請後はどこでも走ってよいわけではありません。あらかじめ定めた走行経路のみの使用となるため、車検更新以外の目的で使用できない点も覚えておきましょう。

手続きは最寄りの役所で行う

仮ナンバーの申請は、最寄りの役所から行います。居住している自治体の市役所、および区役所で申請が可能です。仮ナンバーは当日に申請が通り、その日から起算して有効期限を決めることがほとんどです。複数日と期間が短いため、申請後はすぐに動けるように、スケジュールを調整しておかなければなりません。

また、仮ナンバーをどのような目的で使用し、どこを走行するかも申告が必要なため、申請前にはそれらも考えておきましょう。

仮ナンバーの申請に必要な書類と注意点

最寄りの役所から仮ナンバーの申請は可能ですが、単に窓口で申し出るだけで許可が下りるわけではありません。申請には定められた書類の提出が必要で、少しでも不備があると許可が下りません。また、仮ナンバーは車検期間の実質の延長ができて便利な反面、注意点もあるため、それも踏まえて理解を深める必要があります。

申請に必要な書類の一覧

仮ナンバーの申請に必要な書類は、以下の通りです。

  • 車検証(または抹消登録証明書・登録事項等証明書)
  • 自賠責保険証
  • 使用者の認印
  • 申請書
  • 手数料

基本的には車検証で構いませんが、一時抹消登録した車を動かすときにも、仮ナンバーは申請できるため、この場合は廃車を証明できる書類を用意します。

ちなみに、申請書は窓口で入手するため、事前準備は不要です。手数料は自治体ごとに若干の違いがありますが、1,000円前後と考えましょう。必要書類はそれほど多くないため、不備のないようにチェックして持参することが大切です。

自賠責保険証の有効期限を確認する

仮ナンバーの申請には自賠責保険証が必要で、この有効期限もチェックしなければなりません。車検の有効期限は切れていても申請できますが、自賠責保険が切れている場合は、先に保険の更新が必要です。

仮ナンバーでの運転であろうと、自賠責保険には必ず加入しなければならないため、まずは保険の有効期限を更新し、それから仮ナンバーを申請しましょう。自賠責保険は1カ月単位でも更新できますが、面倒ならこのときに25カ月で更新し、車検時の更新とまとめることもひとつの方法です。

車検の有効期限を延長しないとどうなるか

車検の有効期限の延長は、仮ナンバーの申請のみ可能で、その他の方法は利用できません。そのため、仮ナンバー申請をしないなら、期限切れの状態が続くことになります。車検は有効期限切れで放置し、延長しないと何が起きるのか、法的な観点から正しく把握することが大切です。

有効期限が切れても罰せられない

車検は、有効期限内に更新することが普通と考えられていますが、これは単にスムーズな継続利用を考えてのことであり、法的な決まりではありません。つまり、有効期限が切れたからといって、それだけで処罰の対象にはならず、期限切れのまま放置し続けることも可能です。

仮ナンバーの申請も、期限切れ後の期間に関係なくできるため、有効期限が切れたからといって、それだけで焦る必要はありません。

車検をせずに運転をすると罰せられる

有効期限切れ自体に問題はないものの、車検切れで公道を走行すると、処罰の対象になるため注意しなければなりません。「公道の走行」とは、タイヤが道路に少しでも触れた瞬間を指すため、牽引も違法行為に該当することは覚えておきましょう。

無車検での走行は違反点数6点で、6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられます。また、「無車検で無保険」の場合はさらに処罰が重く、違反点数は12点で、1年6カ月以下の懲役、または、80万円以下の罰金が科せられるため注意しましょう。

車検の有効期限を延長しない場合は買い替えも検討する

車を継続して使用するなら、仮ナンバーを取得して更新するか、業者に引き取ってもらって更新するなどの措置が必要です。しかし、期限切れを起こすということは、必要性がそれほど高くないという場合もあるでしょう。車検の有効期限切れを起こし、延長する意思がないなら、この機会に買い替えや売却処分を考えることもおすすめです。

早めに売ればそれだけ高く売れる

車検の有効期限切れに伴い、手放すことを考えるなら、早めに意思決定することが大切です。車は古くなるにつれて価値が下がり、売却時に得られる利益が小さくなります。

また、長く使うとその分、何度も車検を更新しなければならず、コストもかさみます。仮に、車検を更新せずに放置した場合でも、毎年自動車税の課税はされるため、不要と感じた段階で素早く手放すことを考えましょう。

買取業者はカーネクストがおすすめ

不要な車を処分するなら、買取に出すことがおすすめです。買取業者ならカーネクストが魅力的で、どのような状態の車でも0円以上で買取保証をしていることは、大きな強みでしょう。古い車や過走行車、さらには不動車・故障車も買取対象のため、確実に資金化できる点はうれしいポイントです。

また、業者までの車両の運搬や、廃車手続きの代行まで全て無料で、費用をかけずに処分できることも、おすすめできるポイントでしょう。

参考:カーネクスト

車検を忘れたら仮ナンバーを取得して車検を受ける

車検の更新を忘れて、有効期限を超過した場合でも、仮ナンバーを申請すると期間の延長は可能です。ただし、延長期間は最大5日と期間が短いため、素早く行動しなければなりません。

仮ナンバーを利用するなら、申請後のスケジュールは事前に決めておき、効率的に動いてスムーズに車検の更新を行いましょう。