車検にヘッドレストは必要不可欠なのか|無い場合の対処と注意点

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ヘッドレストは車のどのシートにも大抵ついているものです。取り外して使用している場合、車検時はどうなるのか気になるところでしょう。結論からいえば、ヘッドレストは保安基準で必要とされているものです。もともとあるのなら必要なものですので、忘れないでおきましょう。

そして今回は、ヘッドレストと車検の関係性について解説していきます。車検を控えているという場合、ぜひ参考にしてみてください。

ヘッドレストの有無と車検の関係

一定の保安基準を守ることで車検が通るわけですが、ヘッドレストと車検にはどのような関係性があるのか見ていきましょう。また、どのような決まりになっているのかも説明していきます。

もともとない場合は通る

大抵の車にはヘッドレストは付いていますが、中には2列シートの後部座席にはヘッドレストがない場合もあり、さらに3列シートで2列目と3列目にヘッドレストがないという場合も車検は通ります。つまり、もともとヘッドレストがないなら付けようがないので、なくても車検は通るということ。ヘッドレストに関する車検の検査方法は以下の通りです。

  • 前席のヘッドレストはあるかどうか
  • 後部座席のヘッドレストはあるかどうか
  • もし後部座席のヘッドレストがなかった場合でも通される

大体上記のような基準となりますが、基本的に運転席と助手席のヘッドレストが重要です。平成24年6月30日より前の製造車は「運転席のみ」、平成24年7月1日以降は「運転席・助手席のみ」という保安基準がありますので、製造年を確認しておきましょう。とはいえ、もともとないなら仕方ありませんが、当初はあったというのなら付けておきましょう。

紛失している場合は通らない

もしヘッドレストを紛失しているという場合は車検は通りませんので要注意です。車検が通るのは、もともとヘッドレストがないという場合のみです。

本来は付いていて、取り外したことにより紛失し、ヘッドレストを差し込む穴だけが残っている場合は車検に引っかかってしまうでしょう。取り外しをしたなら、捨てずに失くさないようにしっかり保管しておくことを忘れないようにしましょう。

 ヘッドレストが必要なのは安全上の理由

車にはなぜヘッドレストがあるのか、その理由は安全のためです。万一事故が起きた時、事故の衝撃で後部座席の人への被害が大きくなるのと、首を痛めるなどむち打ちを引き起こす可能性があります。

事故は自分が起こさなくても、追突のように相手側から起こされる可能性もあるため、被害を最小限に抑えるためにもヘッドレストの重要性を改めて認識しておくことが大切です。

車検時にヘッドレストがない時の対処法

車検の際、ヘッドレストがないという場合はどのように対処すればよいのでしょうか。車検を控えているなら知っておきましょう。

他社のヘッドレストを付ける

紛失したという理由などでヘッドレストがない場合は、他社のヘッドレストを付けて対処しましょう。正規品でなくても車検は通りますので、車検を通すためには、とにかくヘッドレストを用意しておくことをおすすめします。

アクティブヘッドレストを購入する

昨今の車の多くは、「アクティブヘッドレスト」と呼ばれる機能が搭載されています。これは、てこの原理を利用して事故の衝撃の感知し、自動的にヘッドレストが頭に近づいて衝撃を和らげるというもの。これまでのヘッドレストよりも首への負担を抑えるので、万一の時も安心できるのがポイントです。主に、高級グレードの車に多く見かけられます。

そして、アクティブヘッドレストの効果をしっかり受けるためには、日頃からヘッドレストの位置を合わせておかないと効果は少なくなります。アクティブヘッドレスト搭載しているから大丈夫と高を括るのではなく、安全なカーライフのためにも調整を忘れずに行いましょう。

ヘッドレストにモニターやテレビをつけている場合の注意点

家族が乗る場合など、ヘッドレストにモニターやテレビを付けている人は多くいます。その場合は車検は通るのでしょうか。モニターおよびテレビを付けている場合の注意点を解説していきます。

基本的には車検に通らない

ヘッドレストにモニターやテレビが付いている場合、基本的には車検は通らないので要注意です。その理由は、事故などにより後部座席の人がモニターに頭をぶつけて怪我をする恐れがあるからです。とても危険ですし、付けていたら原則的に車検は通過できませんので覚えておきましょう。

例外的に通る場合もある

ヘッドレストにモニターやテレビが付いていると原則的には車検は通らないとされていますが、中には例外もあります。その例外というのが以下の通りです。

  • ヘッドレストにカバーをかけているため、検査官には見えない場合
  • 車検適用のヘッドレストモニターを装備している場合

上記2つが例外ですが、これで車検が通る確率は低いと考えられます。カバーを付けていてもカバーを取られてチェックされる可能性もあるため、確実に車検を通すために、車検の時にモニターを外しておくなり、モニターを付けること自体止めるなどして車検に通るようにしましょう。

車検に通さず買い替えを選択する場合は

車検は必ず必要なものですが、車検を通す前に車を買い替えるという選択肢があります。車はどんどん古くなり、買い替えでも査定額が車検前か車検後かで変動します。もし買い替えを選択する場合、今の車をどうしたらよいのでしょうか。

現在乗っている車を買取に出す

車の買い替えを考えているなら、車買取に出すことをおすすめします。現在の車を買取に出すことで、査定額は年式・走行距離などによっても変わりますがいくらかはお金が手に入ることになります。そしてそのお金を元手に新たな車の買い替え資金に充てることができるでしょう。買い替えの際には、買取業者選びがとても重要になるため、信頼できる業者を選びましょう。

カーネクストに買取を依頼する

買い替えには買取業者選びが重要ですが、そこでおすすめしたいのがカーネクストです。カーネクストは0円以上の買取保証のほか、原因があって動かなくなった不動車、古い車、故障者でも買取してくれる買取業者です。レッカー・書類代行・査定はすべて無料なので、車の新しくするために買い取りに出す場合は、カーネクストに任せましょう。

参考:カーネクスト

ヘッドレストをしっかりつけて車検に臨もう

車検の際、ヘッドレストがもともとない場合を除き、基本的に無い場合は車検が通らないということを認識しておきましょう。紛失したなど無い場合は、正規品ではなくても構わないため他社製品を購入するなどしてから車検に臨みましょう。また、子供連れに多いモニターやテレビの後付けですが、ヘッドレストに装着されていたら原則的に車検は通りません。外す、もしくは付けないという選択をしてください。

ヘッドレストは頭の安全、むち打ちなどの後遺症が残るかもしれない事故による怪我を防ぐためにも大切なものです。後部座席に座る人を守るためにもとても重要です。基本的には取り外すことはせず、日頃から取り付けておくようにしましょう。

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