自動車の車検費用と経費を抑えるポイント|おすすめの業者とは

車検費用

車検は、道路運送車両法などの法律によって定期的な検査が義務づけられています。また、数万円から10万円程度の費用がかかるため、できるだけ安く抑えたいものです。

しかし、車検の費用は、法律で義務づけられている法定費用と車検基本料の費用から構成されており、法定費用については法律に沿った費用が定められています。

そのため、業者が独自で設定している車検基本料や代行手数料が影響を及ぼし、車検の費用に差が生じます。この記事では、自動車の車検費用と費用をできるだけ安くするポイントについて解説していきます。

  1. 車検にかかる費用の相場と内訳
    1. 車検費用の相場
    2. 車検費用の内訳
  2. 車検にかかる費用の違いを生み出す原因とは
    1. 車の種類の違い
    2. 依頼する業者の違い
    3. 車の状態の違い
  3. 車検でかかる金額が一定の法定費用
    1. 自動車重量税
      1. 普通乗用車
      2. 軽自動車
    2. 自動車損害賠償責任保険
    3. 検査手数料
      1. 普通自動車
      2. 軽自動車
  4. 依頼するところで異なる車検基本料
    1. 車検基本料
      1. 点検整備代
      2. 代行手数料
      3. 検査代
    2. 予防整備および依頼整備費用
  5. 車検を依頼できる業者について
    1. ディーラー に依頼する
    2. 車検専門店に依頼する
    3. 整備工場に依頼する
    4. ガソリンスタンドに依頼する
  6. 自動車の車検を安いおすすめの業者
    1. ガソリンスタンド
    2. 整備工場
  7. 自動車の車検費用を安く抑える方法
    1. 日頃からメンテナンスを行う
    2. 見積もりを確認していらない作業を断る
    3. 検索サイトを利用する
    4. ユーザー車検をする
  8. ユーザー車検のやり方
    1. ユーザー車検は運輸支局で行う
    2. 検査コースの流れ
      1. 同一性の確認
      2. 外廻り検査
      3. サイドスリップ検査
      4. ブレーキ検査
      5. スピードメータ検査
      6. ヘッドライト検査
      7. 自動車検査票に記録
      8. 排気ガス検査
      9. 自動車検査票に記録
      10. 下廻り検査
      11. 自動車検査票に記録
      12. 総合判定ボックスに書類一式を提出
    3. ユーザー車検に必要な書類
      1. 車検証
      2. 自動車損害賠償責任保険証明書
      3. 自動車税納税証明書
      4. 認印
      5. 自動車検査票
      6. 自動車重量税納付書
      7. 継続検査申請書
      8. 定期点検整備記録簿
  9. 車検費用が掛かりそうな場合は買い替えも検討する
    1. 早めに相談すれば高く売れる
    2. 買取業者はカーネクストがおすすめ
  10. 車検費用は車検を依頼する業者で異なる

車検にかかる費用の相場と内訳

1951年に制定された道路運送車両法では、新車として登録されてから3年、その後は2年に一回のペースで車検を受けることが義務づけられています。その車検には、数万円程度の費用がかかり、普通乗用車と軽自動車で相場に差が生じます。

車検費用の相場

車検は定期なタイミングで受けることが義務づけられており、車検切れになると公道を走行できなくなってしまいます。それを回避するために車検は必要ですが、車検には排気量に沿った費用が設定されており、それに応じた費用がかかります。

車検を受ける場所はさまざまですが、ディーラーに車検を依頼する場合は、1,500cc程度で人気の高いコンパクトカーで約10万円、軽自動車では約7万円と少し高い印象です。

また、カー用品店などのディーラー以外で車検を受けると、相場は少し下がり、1,500cc程度のコンパクトカーで7万円程度、軽自動車で5万円程度の支払いが必要になります。以上のことから、排気量の少ない車であるほど費用が安くなります。

車検費用の内訳

排気量に応じて10万円前後の費用が必要な車検は、法定費用と車検基本料を組み合わせた金額となっており、法定費用は、自陪責保険料・重量税・印紙代で構成されています。なお、法定費用は、これから安全な走行をするための最低限の費用であり、どこで車検を受けても同額となっています。

しかし、車検基本料は法定費用のように費用が決められてはいないことから、業者によってそれぞれの費用が設定がされています。従って、数万円程度の差が生じてしまうのが現状です。

車検にかかる費用の違いを生み出す原因とは

車検費用は法律で費用が定められていないことが特徴で、業者の取り分などが影響すると考えられます。ここでは、車検にかかる費用の違いについて解説していきます。

車の種類の違い

法定費用は、一定の金額が法律によって定められており、どこで車検を受けても同じですが、車の大きさに応じて費用が設定されているため、以下のように数万円の差が生じます。

  • 軽自動車 →3万円
  • 小型の普通自動車(重量~1,000kg) → 4.5万円
  • 中型の自動車(~1,500kg)→ 5万円
  • 大型の自動車(~2,000kg)→ 6万円

このように車が大型になるほど費用は高くなり、軽自動車の費用が最も低いということがわかります。なお、環境に優しい低排出ガス車に認定されているエコカーに対しては、エコカー減税という制度が適用されます。

これによって、法定費用に含まれている自動車重量税の優遇措置が適用されるため、1万円程度安くなります。その一方で、エコカー以外の車に対しては、13年を区切りとして自動車重量税が1.4倍になるので費用が高くなりやすいと言えるでしょう。

依頼する業者の違い

車の大きさに応じて車検の費用に相違がありますが、車検を受ける業者によって費用に相違があります。具体的には、車検を任せる業者によって人件費やサービス料が異なり、「業者の取り分」が異なるということになります。

車検は、運輸支局に行って自分で行うこともできますが、手続きの手間などを考慮した場合、業者に依頼する方が便利です。しかし、面倒な手続きなどと引き換えに、代行手数料などの費用がかかってしまうため、結果として費用が高くなるということになります。

車の状態の違い

戸建てやマンションと同様に、車も年数が経つごとに価値が下がるのが一般的です。そして車検の費用は、車の状態が悪くなるに連れて、高くなる傾向にあります。

その理由としては、車の状態が悪い場合、良い状態の車に比べて部品交換や整備が必要になることが考えられます。従って、車の状態が悪いほど、車検の費用は高くなるということになります。

車検でかかる金額が一定の法定費用

車検の費用は、法定費用と車検基本料から構成されています。ここでは、法定費用に含まれてる自動車賠償責任保険などについて詳しく解説していきます。

自動車重量税

自動車重量税とは国税の一つで、1971年に施行された自動車重量税法に基づいて課税されることになっています。この税金は、車検で車検証や届出済証を交付してもらう際に、印紙を購入して納付書に貼付することで納税することが原則となっています。

また、この税金の算出方法は普通乗用車と軽自動車で異なり、それぞれ以下のような方法で算出されます。

普通乗用車

普通乗用車の自動車重量税は、環境に優しい低排出ガス車に認定されているエコカーに対して優遇措置が設けられている「エコカー減税」の導入によって、非常にわかりづらくなっているのが現状です。

なお、普通乗用車の自動車重量税は、ユーエスエヌ株式会社が運営しているサイト「車検と車の手続き案内センター」内の「自動車重量税計算ツール」で簡単に確認できます。

このツールでは、車検の期間・エコカー減税適用の有無・初度登録年月・車種などを入力するだけなので便利です。

軽自動車

軽自動車の自動車重量税は、実際の車両重量に関係なく一律で税額が決められていますが、以下のように条件によって税額が増減するので注意が必要です。

  • エコカー減税適用の場合:免税~2,500円
  • エコカーの場合:5,000円
  • 本則税率で13年未満の場合 :6,600円
  • エコカー以外の場合:13年超 7,800円~8,200円、18年超 8,800円

このように自動車重量税は、エコカー減税の導入によってわかりづらくなっており、環境に優しい車であるほど税金が安くなるということがわかります。

自動車損害賠償責任保険

自動車損害賠償責任保険は、自動車損害賠償保障法によって全ての車に加入が義務づけられています。なお、省略して「自賠責」と呼ばれるのが一般的で、ユーザーが事故などに備えて加入する任意保険とは対照的に「強制保険」とも呼ばれています。

この保険は、車検証の有効期限と自動車損害賠償責任保険の有効期限に時間差があるため、自動車損害賠償責任保険の期限は車検証の有効期限よりも1日多く加入しなければなりません。

また、車検と自動車損害賠償責任保険が切れた状態で新たに車検を受ける場合は加入期間が少し長めとなっており、25カ月で加入しなければならないことになっています。

検査手数料

印紙を購入して支払うことになっている検査手数料は、平成30年4月1日から費用が変更されています。また、以下のように普通乗用車と軽自動車で費用が異なります。

普通自動車

普通乗用車の場合、検査手数料は運輸支局に支払うことになっており、普通乗用車の中でも「コンパクトカー」とそれ以外の車で費用が異なります。また、OSS(ワンストップサービス)と呼ばれるインターネットを利用して手続きや納税するサービスがスタートしており、OSS利用の有無で費用が異なります。

小型持込 1,700円
OSS有 1,000円
OSS無 1,200円
小型以外持込 1,800円
OSS有 1,000円
OSS無 1,200円

軽自動車

軽自動車の場合、検査手数料は検査ラインの使用料や新しい車検証の発行を行うため手数料が含まれており、普通乗用車と同様にを印紙を購入して納税します。

なお、普通乗用車とは異なり、運輸支局ではなく軽自動車検査協会に支払うことになっています。検査手数料は、指定工場の場合は1,100円、認証工場の場合は1,400円と費用が異なります。

依頼するところで異なる車検基本料

車検基本料には、法律で義務づけられている項目に加えて、より安全性を高める点検が含まれている場合もあります。ここでは、車検基本料について詳しく解説していきます。

車検基本料

業者に関わらず同じである法定費用とは異なり、車検基本料については、車検を受ける業者ごとに費用を設定しています。この費用は、以下のような費用で構成されています。

点検整備代

点検整備代は、法律で行うことが義務づけられている24カ月点検のことを指しています。この点検には、56項目にも及ぶ点検が必要で、全てをクリアしなければ車検証が交付されません。

代行手数料

代行手数料は、ユーザーの依頼で車検の点検や手続きを代行することに対する費用のことで、車検を受ける業者でそれぞれの費用が決められており、ディーラーに依頼すると高めとなっています。

検査代

検査代は、車検を通すために必要なデータ作成や検査ラインの使用料などが含まれています。

予防整備および依頼整備費用

車検整備で行われる必須整備項目は、あくまで保安基準をクリアさせるための整備であるため、より安全性を高めるさらなる点検が必要だと言えます。

整備工場では、法律の規定によって予防整備や推奨整備項目としての見積もりを出すことが義務づけられているため、ユーザーに無断で修理されることはないので安心です。

車検を依頼できる業者について

車検は自分で手続きする「ユーザー車検」を選択することもできますが、ディーラーや車検専門店などに依頼するのが一般的です。ここでは、それぞれの特徴や費用について順に解説していきます。

ディーラー に依頼する

ディーラーに車検を依頼すると、車に関する専門知識に長けており、メンテナンスの技術や経験も豊富であることから、他の業者に比べて安心感があると言えるでしょう。

また、全国的に店舗数が多いので比較的見つけやすいと言える一方で、人件費が高めであり、部品交換が多くなるので費用は高い傾向にあり、法定費用に加えて4~10万円程度が相場となっています。

車検専門店に依頼する

車検専門店とは、車検を受けることで利益を得ている業者のことで、他の業者と比べて費用が安めであることが特徴です。また、その道のプロが車検をしてくれるため、技術力の高さという部分で安心感があり、費用も抑えることができると言えるでしょう。

なお、車検専門店で車検を受ける場合、法定費用に加えて2~6万円程度が相場となっています。

整備工場に依頼する

整備工場は、テレビCMや広告などで広く知られているディーラーと異なり、地域密着型の業者が多いという特徴があります。また、業者によってスキルや整備は異なりますが、優良業者であれば費用も安くて技術も高いと言えるでしょう。

ただし、店舗が少ないため、見つけるのが難しいのが難点です。なお、整備工場では、法定費用に加えて2.5~8万円程度が相場となっています。

ガソリンスタンドに依頼する

ガソリンスタンドは、さまざまな企業が店舗を数多く展開しているため、全国的に業者も多く、見つけやすいことが特徴です。また、費用が安く、行きつけの店舗があれば気軽に安心して車検を依頼できると言えるでしょう。

さらに、24時間受け付けしている店舗もあるため、忙しい人にはおすすめです。ガソリンスタンドで車検を受けると、法定費用に加えて2~6万円程度が相場となっています。

自動車の車検を安いおすすめの業者

車検受ける場所によって費用や技術力に相違があるため、自分に合った業者を見つけることが大切です。ここでは、費用が安めに設定してあるおすすめの業者をご紹介します。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドで車検を受ける場合、リコール・改善対策・サービスキャンペーンなどの対応はほとんどないのが現状です。そのため、重整備や特殊工具を使う整備がないなど、いくつかのデメリットがあると言えます。

また、店舗やスタッフによって、技術力にバラつきがある可能性はありますが、費用の安さだけを追求するのであれば、ガソリンスタンドがおすすめです。

整備工場

民間の整備工場とは、地域にある自動車整備工場のことで、1人や少数でやっているような地域密着型の業者がほとんどですが、数十人が働く大規模な業者もあるなどさまざまです。

整備工場で車検を受ける場合、工場によって設備や技術にバラつきがありますが、信頼できる工場が見つかれば、費用を安く抑えて幅広い車種を対応してくれるのでおすすめです。

自動車の車検費用を安く抑える方法

車検の費用は、車の状態が悪いほど部品の交換が必要になるため、費用は高くなる傾向にあります。それでは、車を良い状態で維持し、車検の費用を抑えるためには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

日頃からメンテナンスを行う

車検の費用を安く抑えるためには、日頃から車のメンテナンスをきちんと行うことが大切です。そのため、年式の古い車に乗り続けている人や日頃のメンテナンスを怠っている人は、交換部分が多くなることから車検の費用高くなります。

しかし、日頃からメンテナンスをきちんと行っていれば、交換部分も少なく、車検の費用が安く済むと言えるでしょう。

見積もりを確認していらない作業を断る

車検は、安心で安全な走行をするために必要な検査であるため、劣化してしまった部品の交換などが最低限必要になります。しかし、業者によっては部品の交換だけでも利益に繋がるため、不必要な作業を薦めてくる可能性もあります。

具体的には、下回り塗装やスチーム洗浄などが挙げられますが、見積もりの時点でこのような不必要だと思う作業を断ることで、車検の費用を抑えることができます。

検索サイトを利用する

近年では、インターネット上に車検情報検索サイトが複数登場しています。このようなサイトを利用すれば、条件検索で自分の希望にあった業者を見つけられると言えます。

ただし、車検は安心で安全な走行のために行うため、必要以上に費用が安いという点だけにこだわらないことが大切だと言えるでしょう。

ユーザー車検をする

業者に車検を依頼しなくても、運輸支局にて自分で行うこともできます。この自分で行う車検のことを「ユーザー車検」と言い、ユーザー車検であれば整備などは自身で行うため、法定費用の負担しかありません。

そのため、代行手数料などが含まれている車検基本料がかからないため、費用面では最も安くなります。従って、点検や整備の知識がある場合は、「ユーザー車検」がおすすめです。

ユーザー車検のやり方

ユーザー車検は、業者に依頼する方法に比べて最も費用を抑えることができる方法です。ここでは、ユーザー車検の手順について順に解説していきます。

ユーザー車検は運輸支局で行う

ユーザー車検は、予約さえ行えば全国どこの運輸支局でも受けることができます。また、事前予約はネットからできるため、遠方の場合でもスケジュールに合わせて予約できます。

なお、車検証の自動車種別の区分で手数料が異なり、小型の場合は1,700円、普通の場合は1,800円かかります。ただし、車検で不具合が発見された場合には、不合格となった部分のみ再検査が必要となります。

この再検査は、当日であれば3回までは申請ができ、2回までは無料で受けることができます。また、不具合を修理して後日再検査を受ける場合、15日以内に再検査する必要があり、15日を超えてしまうと最初から手続きをしなくてはならないので注意が必要です。

検査コースの流れ

運輸支局の検査は、2種類のコースが設けられています。このうち初めての人におすすめの「マルチコース」では、以下のような流れで進めていきます。

同一性の確認

車検証と手続きに必要な書類の内容を確認し、車検を受ける車と同一であることを確認します。この確認は、検査コース入口で検査官によって行われます。

外廻り検査

車体や灯火などの車の外観について、問題がないか確認します。この検査は、同一性確認と同様に検査官の支持の下行われます。

サイドスリップ検査

サイドスリップ検査では、前輪タイヤの直進安定性を確認します。この検査は、検査コースのラインにタイヤを合わせて走行しながら行います。

ブレーキ検査

ブレーキ検査は、前後輪と駐車ブレーキの制動力を確認します。この検査は、前方にある電光表示機に〇が表示されることで合格となります。

スピードメータ検査

スピードメータ検査は、速度表示機器を使って、実際の速度との誤差を確認します。この検査では、ハンドルから手を離すと事故に繋がる危険性があるので注意が必要です。

ヘッドライト検査

ヘッドライト検査は、ヘッドライトを点灯させて、光量や光軸が基準値内であることを確認します。この検査は、前方にある電光表示機の指示に従ってライトを切り替えながら行います。

自動車検査票に記録

サイドスリップ検査からヘッドライト検査までの記録を、自動車検査票に記録します。

排気ガス検査

排気ガス検査は、排出ガス検査機器を使って、排気ガスに含まれているCOとHCの濃度を測定します。なお、ディーゼル車においては、排気ガス検査は行われません。

自動車検査票に記録

排気ガス検査での記録を、自動車検査票に記録します。

下廻り検査

下廻り検査は、かじ取り装置やオイル漏れなど、車の下部についての不具合がないか確認します。この検査で不具合があった場合、検査官から指示があるので指示に従います。

自動車検査票に記録

下廻り検査での記録を、自動車検査票に記録します。

総合判定ボックスに書類一式を提出

全ての検査終了後、総合判定ボックスに書類を提出し、総合判定を受けます。総合判定で問題ない場合、審査結果通知欄に合格と押印されます。

ユーザー車検に必要な書類

ユーザー車検には、以下のような書類の準備が必要で、書類に不備がある場合は、車検が受けられない可能性があるので注意が必要です。

車検証

車検証は、車の購入時や前回の車検時に交付されている書類で、車検を受ける際はもちろんのこと、任意保険への加入時にも必要な書類です。また、車を走行させる際には、車に備え付けることが道路運送車両法によって義務づけられています。

自動車損害賠償責任保険証明書

自動車損害賠償責任保険は、自動車損害賠償保障法によって全ての車に加入が義務づけられており、車検を受けるまでに更新の手続きが必要です。なお、ユーザー車検を受ける際には、新旧2枚の証明書が必要となります。

自動車税納税証明書

自動車税納税証明書は、自動車税を滞納していないことに加えて、自動車税を納税してから3週間以上経過していることを条件として、省略できることになっています。

認印

認印は、継続検査申請書への押印する際に必要です。なお、認印がない場合には、署名で対応できることになっています。

自動車検査票

自動車検査票は、車検を受ける際に必要な書類です。この書類は、車検当日に運輸支局の窓口で入手できます。

自動車重量税納付書

自動車重量税納付書は、印紙を購入後に貼付して納税の申請を行うための書類です。この書類は、自動車検査票と同様に車検当日に運輸支局の窓口で入手できます。

継続検査申請書

継続検査申請書は、車検後に車検証を発行するために必要な書類で、コンピュータで読み取るため、OCR用紙となっています。この書類は、自動車検査票や自動車重量税納付書と同様に車検当日に運輸支局の窓口で入手できます。

定期点検整備記録簿

定期点検整備記録簿は、24カ月点検などの内容を記録するための書類です。この書類は、インターネットからダウンロードするか、整備振興会にて350円程度で購入できます。

一方で車検を業者に依頼する際には、車検証・自動車損害賠償責任保険証明書・自動車税納税証明書・使用者の認印だけの準備で良いことから、ユーザー車検に必要な書類が非常に多いということがわかります。

車検費用が掛かりそうな場合は買い替えも検討する

車検の費用は、自分で行う「ユーザー車検」が最も安く抑えることができます。しかし、年式が古くて車の状態も悪い場合は、車検の費用もかかるため、買い替えの検討もおすすめします。

早めに相談すれば高く売れる

車検費用が高くなりそうな場合は、車の買い替えをした方が良いケースもあります。具体的には、年式が古い車であったり、車の状態が悪いことで部品の交換などに費用がかかるケースが挙げられます。

また、車は、早く売却することで高く売ることができるという特徴があります。

買取業者はカーネクストがおすすめ

近年は、数多くの買取業者が登場しており、どの業者に相談すれば良いのか悩みがちです。このような場合、カーネクストがおすすめです。カーネクストなら、他社より20万近くも高く売れる場合もあり、0円以上の買取保証が特徴です。

また、レッカー・書類代行・査定の全てが無料で、独自の販売ルートを持っているため、買い取った車は世界中で販売されています。さらに、電話とWebの2つの方法で年中無休で対応しているため、いつでも相談できるので便利です。

参考:カーネクスト

車検費用は車検を依頼する業者で異なる

車検の費用は、車検を受ける場所の選択が大きく影響します。また、車の年式や状態が費用に直接影響を及ぼすため、このような車の車検は費用が高くなりがちです。

そのため、車の年式や状態によっては、車の買い替えを検討した方が車検費用を抑えることができ、より安心で安全な走行ができると言えるでしょう。

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