車検証を再発行する方法|委任状など必要書類について解説

車検手続き
Young Mechanic Writing On Clipboard White Examining Car Wheel

「車検近づいてきたので車検証を探したが、どうやってもみつからない」こんな状態であれば、すぐに車検証を再発行しましょう。

というのも、車検証は必ず車内に置いておかなければならないものなので、そのままでは罰則を受けてしまいます。なお、再発行は必要書類を集めるなど3つの手順で可能です。ただし、人によっては再発行の手続きを自分で行えないこともあります。

そこで今回は、代理人に頼む際に、必要な委任状についてなども詳しく解説します。あなた自身、または代理人によって再発行ができるようにしてください。

車検証を再発行するときの手順

車検証をなくしてしまい再発行する場合には、いくつか手順を踏んで手続きします。その手順を詳しく解説しますが、このようにやっていけば再発行が可能です。

車検証の再発行に必要な書類を集める

車検証を再発行するためには、いくつか必要なものがあります。まず、再交付申請書が必要なのですが、これは国土交通省のホームページから、無料でダウンロードできます。そのため、こちらをまずは入手してください。

また、このほかには紛失したことを記入する理由書や、本人以外が手続きを行う場合には委任状も必要です。なおこれらはテンプレートがあり、こちらも国土交通省HPでダウンロードしてください。

手数料印紙を購入する

車検証を再発行する際には、必要書類のほかにも手数料印紙が必要です。こちらは、運輸支局や自動車検査登録事務所付近で販売されているので、申請の際に購入してください。

この際に、売っている場所がわからないときには、受付で聞くとよいでしょう。なお、値段に関しては300円です。

受付に書類を提出する

再発行に必要な書類などが全て集まったら、あとは運輸支局の受付で書類を提出し、身分証明書を提示すれば新しい車検証を発行してもらえます。なお、本人または代理人が申請する場合には、身分証明書として運転免許証やパスポートなどが必要です。忘れずに書類や身分証明書を持参して、申請を行うようにしましょう。

車検証の再発行に必要な書類

車検証の再発行には、必要な書類を集めて提出する必要があります。そこで、ここでは何が必要なのか、本人が申請する場合と代理人が申請する場合の、2つに分けて詳しく解説します。正しい申請ができなければ、車検証は再発行できないので、しっかりと頭に入れておきましょう。

本人が申請する場合

本人が申請する場合には、以下のものが必要です。基本的には、国交省のホームページから入手可能なので、検索すればすぐにみつかります。また手数料納付書は、申請時に現地で購入しましょう。

必要な書類 入手先
OCR申請書第3号 国交省HP
申請者認印の理由書 国交省HP
手数料納付書 運輸支局や自動車検査登録事務所付近
身分証明書

代理人が申請する場合

代理人が申請する場合に必要な書類は、以下の通りです。本人ではなく代理人が申請を行うので、本当に申請者本人から信任されているのかを確かめる必要があります。そのため、申請者が認印した委任状が必要になります。なお、こちらはシヤチハタはNGです。

また、本人の場合と比較すると、この場合では代理人の身分確認を行う必要があるので、保険証やパスポートなどの身分確認書が必要です。

必要な書類 入手先
OCR申請書第3号 国交省HP
申請者認印の理由書 国交省HP
申請者認印の委任状 国交省HP
手数料納付書 運輸支局や自動車検査登録事務所付近
代理人の身分証明書

車検証の再発行に必要な委任状の書き方

車検証の再発行を本人が行う場合には、必要な書類を持っていき、提出すれば問題ありませんが、代理人を通して車検証の再発行を行う場合には、委任状が必要です。こちらは書いたことのない人では、どのようにすればよいのかわからないでしょう。そこで、ここではこれについて解説していきます。

印鑑証明書と同一の実印が必要

委任状の申請者の同意を得て、代理人に委任していることを示すためには、基本的には委任状の印欄に、印鑑証明書と同一の実印による押印が必要です。そのため、印鑑証明してある実印を用意してください。

ただし、申請書によっては認印でも可能なことがあります。したがって、認印しかない場合には、一度問い合わせて聞いてみましょう。

誤字は委任者の捨て印による訂正しか認められない

内容に誤字があった場合には、訂正印を押印することが多いですが、委任状の場合は委任者の捨て印による訂正しか認められません。なお、捨て印とは欄外に捺印し、訂正したところを記述しておけば、それが認められるものです。

例えば、名前を一文字間違えた場合には、二重線をその個所に引いたうえで、正しい漢字を記入します。そして、欄外の捨て印の近くに一文字削除、一文字追加と記入しておけばよいものです。この方法でしか修正ができないので、必ず正しく捨て印をしましょう。修正する際には、修正テープなどを使うことがないようにしてください。

車検を受けずに買い替える場合は

車検証を再発行して車検を受けるのか、いろいろと検討を重ねた結果、車検を受けずに買い替えを選んだ場合には、現在乗っている車を買取に出すようにしましょう。そうすれば、売却したお金を元手にして買い替えができます。詳しく内容を、以下で解説します。

現在乗っている車を買取に出す

車を買い替えする場合には、持ち出しを少なくするためにも、現在の車を買取に出して、それを元手に購入しましょう。こうすれば、お得に買い替えができます。

また、買取を出す際には、年式や走行距離によって査定価格が変わります。そのため、これらについて確認しておいたほうがよいです。さらに、傷などの有無やメンテナンスをどれくらいしているのか、車の状態についても確認してください。最後に、信頼できる買取業者を選ぶことも大切です。以上の点を踏まえて、買取に出しましょう。

カーネクストに買取を依頼する

「信頼できる買取業者といってもどれがそうなのかわからない」こんな人は「カーネクスト」を利用するとよいでしょう。こちらであれば、不動車や古い車、故障車といった他社では買取できないような車でも、買取が可能です。

また、0円以上の買取を保証しているため、必ず元手を作れます。一度ぜひのぞいてみてください。

参考:カーネクスト

委任状を慎重に記入して車検証の再発行に臨もう

車検証を再発行するときの手順は3つあります。また、車検証の再発行に必要な書類は、本人が申請する場合と代理人が申請する場合で書類が異なります。

なお、代理人に申請してもらう場合には、印鑑証明書と同一の実印が必要であり、誤字は委任者の捨て印による訂正しか認められないため、注意しましょう。もし、代理人に申請を依頼するなら、委任状を慎重に記入して、車検証の再発行に臨んでください。

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