鳥取県での車検のいろは

鳥取県は本州南部に位置し、日本海に面している地域です。
人口は約５５万人であり、日本で最も人口の少ない都道府県となっています。また、市の数も日本で最も少なくなっています。

鳥取県内を走る鉄道はJR西日本、若桜鉄道、智頭急行があり、路線バスも走行していますが、バスを利用する人はかなり少ないといわれています。

2019年の調査によると、県内の自家用車保有台数は１世帯あたり1.458台（全国15位）、１人あたり0.603台（全国16位）となっていることからも、公共交通機関より車を使用する場合が多いことが分かります。

鳥取県のナンバー、陸運局について
1. 鳥取運輸支局
鳥取県での車検業者の選び方
車検業者の種類
賢い車検業者の選び方
鳥取県で車検をするときは複数社で見積を出す
まとめ

鳥取県のナンバー、陸運局について

鳥取県の陸運局は中国運輸局鳥取運輸支局です。

鳥取運輸支局

ナンバープレート鳥取ナンバー
管轄区域鳥取市、米子市、倉吉市、境港市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、三朝町、湯梨浜町、琴浦町、北栄町、日吉津町、大山町、南部町、伯耆町、日南町、日野町、江府町
住所〒680-0006　鳥取県鳥取市丸山町224
電話番号 050-5540－2070
登録受付時間午前8時45分から12時、午後13時から16時
検査受付時間午前8時45分から11時45分、午後12時45分から15時45分
受付曜日平日のみ受付。土日祝休み

鳥取県での車検業者の選び方

2年に１度受けなければいけない車検、どの業者を選べばいいか迷いますよね。
安全に車を運転できるように車検は重要な役割を果たしますが、負担も大きくなります。
ですが、車検業者は賢く選べば、車検の負担を軽くすることが可能になります。
まずは車検業者の種類を知りましょう。

車検業者の種類

車検業者によって、費用、整備内容、かかる期間、サービスなどは異なります。
それぞれの車検業者の特徴を見ていきましょう。

ディーラー

ディーラーは自動車メーカー直下の業者であり、車の販売や修理のほかに車検も行っています。自動車メーカーの看板を掲げている店舗がディーラーです。
ディーラーは自社メーカーの商品知識が豊富であることが１番の強みであるといえます。
点検整備の際に必要な部品はメーカー推奨の純正パーツを使用してくれるため、車検後のトラブルは少ないでしょう。純正パーツは高品質を保障しているため、安心して整備を受けることができます。
その他、消耗品の割引購入や代車の手配などディーラーならではのサービス面も非常に充実しています。
ディーラーは自動車メーカーの顔とも言えますので、次回の車検まで車を快適で安全に運転できるよう、部品の予備交換や整備のチェックも厳重に実施しているため、車検後の故障トラブルなどの心配もありません。
ですがこれだけ手厚いサービスを受けることで、費用面の負担は大きくなります。
ディーラー車検にかかる費用の相場は７～１０万円です。
これは車や整備の度合いによっても変化しますので、１０万円を大きく超える可能性も少なくありません。

整備工場

民間の整備工場を利用することもできます。
民間の整備工場では、陸運支局の代わりに車検をすることが許されている「認証工場」と「指定工場」の２種類があります。
実際にディーラーと比較して受ける整備の質にはあまり差はありませんし、整備工場にも長年の技術を持った整備士が配置されているので、質のいい点検整備を行ってくれます。
ディーラーのなかでも店舗内に整備場を持たない店舗は整備工場に外注している場合も少なくありません。
認証工場と指定工場の違いを説明しましょう。

認証工場
点検整備や修理は実施できるが、工場内に車検ラインを有していないため、車検時は陸運局に持ち込んでいる。
そのため、車検完了までに時間がかかる場合がある。

指定工場
指定工場とは、陸運局の代わりに車検を行うことが許されている工場。
工場内に車検ラインを有しているためスピーディーな車検の完了が期待できる。
認証工場に比べるとやや費用が高い。

車検をスピーディーに完了させたい場合は、指定工場を選ぶとよいでしょう。
認証工場よりはやや費用が掛かりますが、ディーラーと比較すればかなり手軽に利用できます。
デメリットとしては、工場により品質にばらつきが生じることや、最近の車種であればコンピューター系統に弱い場合があることです。整備工場すべてがそうであるわけではないので、整備工場で車検をする場合はどの工場に任せるのかも重要になります。

ガソリンスタンド、カーショップ

最近はガソリンスタンドやカーショップでも車検を実施している店舗が増えています。
ガソリンスタンドやカーショップで車検を受けると、消耗品やガソリン代の割引等のサービスが受けられる点です。
費用面では整備工場よりも低価格で車検を受けることができますし、曜日や時間を気にすることなく近くの店舗に行くだけでいいので楽に車検を受けられるというメリットがあります。
デメリットとしては、代車の手配がないことや、整備の質にばらつきがあるため、慎重に選ぶ必要があります。
また、車検完了までに時間がかかってしまう点もデメリットと言えるでしょう。

車検専門業者

現在主流になりつつあるのが車検専門業者です。車検専門業者は各地域に複数店舗を持つ会社が多く利用しやすいのが強みです。
様々な車種に対応している点や、作業効率がいい為スピーディーに点検を終了してくれます。
店舗内に車検ラインを有していることが多いので、即日で車検が完了する場合も多い点もメリットといえます。
料金はかなり低価格設定な店舗が多いため、費用をグッと抑えたい場合におすすめです。
しかし、点検整備は車検に通るための最低限のことしか行わない場合が多いので、普段から自分で点検整備を行っている人向けの車検業者になっています。
普段は全く車の整備はしないという場合は、車検後のトラブルなどのリスクを考える必要がありますね。
点検整備後のトラブルが心配な場合は整備工場やディーラーに依頼するのがいいでしょう。

賢い車検業者の選び方

車検業者を選ぶ際には、安全性や価格だけではなく、サービス面や車検終了までの期間も確認しましょう。
普段から車を使用する場合は、車検がすぐに完了することや、代車があることが重要ですよね。特に鳥取は、車移動が多い県ですので、多くの人が車を預ける車検に困ってしまうことが多いでしょう。選ぶ業者によっては代車もなく、終了までに１週間もかかる場合もあります。
代車の手配があるのか、車検完了はいつになるのかなど、きちんと確認しておくことで後から困ることがなくなります。

また、車検業者を選ぶ場合は１社のみではなく、複数社で見積もりを出しましょう。
こうすることで、費用面も大きくカットできる場合があります。

見積書のなかに不必要だと感じる項目があれば、積極的に相談するといいでしょう。
これは、ディーラーの場合も当てはまります。ディーラーの場合は不要な部品交換なども行っているため、その分の費用が加算されています。
本当に必要なのかわからない場合は質問しておきましょう。
そうすることで、気持ちよく車検を迎えることができますよ。