富山県は日本の中部地方に位置しています。北側は日本海、他の三方を山脈で区切られているのが特徴です。
総人口は約100万人です。
鉄道路線は、都道府県内で唯一全ての市町村に鉄道駅が存在しており、地方としては鉄道網が発達しています。JR西日本、JR東海、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道、万葉線、黒部峡谷鉄道などに加え、トロッコやケーブルカーなども走行しています。2019年の調査によると、県内の自家用車保有台数は1世帯あたり1.694台(全国2位)、1人あたり0.663台(全国4位)となっています。鉄道網は発達していますが、自動車保有台数は多くなっています。
富山県のナンバー、陸運局について
富山県の陸運局は、北陸信越運輸局富山運輸支局です。
富山運輸支局
ナンバープレート | 富山ナンバー |
管轄区域 | 南砺市、小矢部市、砺波市、黒部市、滑川市、氷見市、魚津市、高岡市、富山市、射水市、舟橋村、上市町、立山町、入善町、朝日町 |
住所 | 〒930-0992 富山県富山市新庄町馬場82 |
電話番号 | 050-5540-2044 |
登録受付時間 | 午前8時45分から11時45分、午後13時から16時 |
検査受付時間 | 午前8時45分から11時45分、午後12時45分から15時45分 |
受付曜日 | 平日のみ受付。土日祝休み。 |
富山県での車検業者の選び方
車を持っている場合は必ず車検を受けなければいけません。
新車の場合は登録から3年後、それ以外の方は2年ごとに受ける必要があります。しかし、車検は時間的にも経済的にも負担が大きいですよね。自分に合った車検業者を選ぶためには、それぞれの車検業者について知る必要があります。
ここからは賢く車検業者を選ぶために必要なことやそれぞれの車検業者の特徴について説明していきます。
ディーラー
ディーラーは自動車メーカー直下の車検業者です。自動車メーカーの看板を掲げている店舗がディーラーです。ディーラーは自社製品への知識や技術が豊富であり、使用する部品もメーカー推奨の純正パーツを使用しています。高品質な仕上がりを期待することができる点が強みといえるでしょう。
ディーラーでは、車検に通過するための整備点検のみではなく、2年後の車検までに故障やトラブルがないよう細部まで念入りに整備点検を実施しています。
そのため、車検後のトラブル等の心配をすることがなく、安全性の保障された車検を実施してくれます。
自動車メーカー用品の割引や、台車の手配などサービス面も手厚く、気持ちの良い対応をうけることができますですが、こういった整備面やサービス面から費用は高額になってしまうことがほとんどです。
整備工場
民間の整備工場に車検を依頼することも可能です。民間の整備工場でも整備点検の質はディーラーとほとんど差がありません。腕のいい整備士が配置されていますので、安心して車を任せることができます。
民間の整備工場で車検を依頼できるのは、認証工場と指定工場の2種類です。
両者の違いについて説明しましょう。
・認証工場
地方運輸局長から認証された工場のことを言います。
車検のための点検整備を実施することができますが、車検ラインを有していないため、車検の際は車検場まで車を持ち込む必要があります。そのため、車検完了までに時間を要する場合があります。
・指定工場
認証工場のうち、一定の基準を満たした工場のことを言います。
大きな違いは、車検ラインを有しているという点です。指定工場では整備点検、車検まで全てを工場内で完了することができます。そのため、車検にかかる時間は短く抑えることができます。ですが認証工場と比べると費用が高くなっている傾向にあります。
どちらの工場かが優れているということはありません。民間の整備工場はそれぞれ整備の質も異なってきますので、質の良い工場を調べておく必要があるでしょう。〇〇モータースや〇〇整備工場という名前を掲げているところが多いですので、通いやすい範囲内にあるのか調べてみてください。
ガソリンスタンド、カー用品店
最近ではガソリンスタンドやカー用品店でも車検を受けることが可能になっています。ガソリンスタンドやカー用品店は身近に複数店舗があるので利用しやすいですね。曜日や時間を気にする異なる利用できる点も強みです。ガソリン代やカー用品の割引を受けることができるなど、サービス面も充実している店舗が多いです。
ですが、車検ラインを有していないところがほとんどですので車検完了までに時間がかかってしまいます。
代車の手配をしていない店舗も多いので、注意が必要でしょう。
車検代行業者
車検代行の専門業者は、車検業者の中でも勢いを増しています。様々な地域に複数の店舗を展開しているため、比較的利用しやすい車検業者です。車検ラインを持っているため素早い車検完了が期待できるので、即日で車検が終了する店舗も多いです。
すぐに車検を終了させたい方にはおすすめな車検業者になります。ですが、車検に通るための最低限の点検整備であるため、車検後の故障やトラブルが心配な方にはあまり向いていません。その分費用はかなり低価格に設定されているため、とにかく安く!という方は一度調べてみると良いでしょう。
また、車検専門業者は予約制であることが多いので、車検の相談をする場合は事前に予約をしておくことをおすすめします。
賢い車検の選び方
車検業者を選ぶ際には、自分が何を重視しているのかを明確にしておきましょう。
費用なのか、安心なのか、サービスなのか、スピードなのか。
何を重視するかによって、あなたに向いている車検業者も異なります。
重視する項目別に向いている車検業者について解説していきます。
費用を重視
車検にかかる費用を重視する場合は、車検代行業者やガソリンスタンド、カー用品店に依頼するのがいいでしょう。
車検のために必要最低限な点検整備や、手厚いサービスがないぶん車検費用が低価格に設定されています。
安心を重視
車検後の車の安心を重視する場合には、ディーラーに依頼するのがいいでしょう。
ディーラーでは車検に必要な点検整備以外に、2年後の車検までに車がトラブルや故障を起こすことないよう細部まで念入りな整備点検や部品の予備交換を行っているので安心面は十分です。
整備工場でも質の良い整備点検を受けることができますので、少し費用を抑えたい場合は整備工場に依頼しましょう。
サービスを重視
手厚いサービスで気持ちよく車検を受けたいという場合にもディーラーがおすすめです。接客態度も徹底されていますし、サービス面も期待できるでしょう。また割引サービスなどに関しては、ガソリンスタンドやカー用品店でも受けることができます。
車検を受けた際にどのようなサービスをしてもらえるのか調べておくと良いでしょう。
スピードを重視
車検完了までのスピードを重視する場合は、指定工場や車検代行業者など車検ラインを持っている車検業者に依頼しましょう。
車検ライン持っている場合は即日から数日、持っていな場合は数日から数週間の時間を要する場合があります。
とにかく早く、という場合は即日車検などを行っている車検代行業者に依頼すると良いでしょう。
複数社で見積を出す
可能であれば1社だけでなく、複数社で見積を出しましょう。
比較することで、内訳がとてもわかりやすくなりますし、今後の参考にもなります。また、見積もりの中で不必要だと感じたサービスなどは断っても構いません。そうすることで費用を少しでも抑えることができます。
逆に、つけて欲しいサービスなども業者に相談するといいでしょう。
まとめ
2年毎に受けなければいけない車検。車検にかかる負担をできるだけ少なくしたいですよね。あなたが何を重視しているのかを明確にすることで、車検業者を賢く選ぶことができます。車検業者を賢く選べば、車検にかかる負担をできるだけ軽減することができるんです。
それぞれの車検業者の特徴を確認して、自分に合った車検業者を選びましょう。