山口県での車検のいろは

未分類
Business, finance, saving money, banking or car loan concept : Miniature car model, coins stack, calculator and saving account book or financial statement on office desk table

山口県は本州の最西端に位置する、中国地方に属しています。

総人口は約135万人、南側には瀬戸内海、北側・西側には日本海と三方が海に囲まれた都市です。

2019年の調査によると、県内の自家用車保有台数は1世帯あたり1.243台(全国30位)、1人あたり0.588台(全国23位)となっています。

鉄道はJR西日本、錦川鉄道。県内のバスもエリアごとに配置されていますが、生活上車がある方が住みやすいという声があります。
また、山口県は道路が舗装されており、綺麗で走りやすくなっているという特徴もあります。

山口県のナンバー、陸運局について

山口県の陸運局(運輸支局)は、中国運輸局山口運輸支局です。

山口運輸支局

ナンバープレート 山口、下関ナンバー
管轄区域 宇部市、山口市、萩市、防府市、下松市、岩国市、光市、長門市、柳井市、美祢市、周南市、山陽小野田市、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町、阿武町、下関市
住所 〒753-0812 山口県山口市宝町1-8
電話番号 050-5540-2073
登録受付時間 午前8時45分から12時、午後13時から16時
検査受付時間 午前8時45分から11時45分、午後12時45分から15時45分
受付曜日 平日のみ受付。土日祝休み

山口県での車検業者の選び方

車を安全に運転し続けていくためには、車検は欠かせません。
しかし、車検はかなり大きな出費額となるので慎重に選びたいですよね。
車検業者には様々な種類があり、内容や費用も大きく異なります。
まずは車検の種類について説明していきましょう。

ディーラー

自動車メーカーには、自社の製品を販売するための正規ディーラーが存在します。
自動車メーカーの看板を掲げている店舗が正規ディーラー店です。
正規ディーラー店では車の販売のみでなく、修理や点検整備、車検を行っています。
正規ディーラーは販売製品についての知識が豊富なことに加え、メーカーが推奨している純正パーツ等の品揃えも豊富であるというメリットがあります。
整備が手厚いということと、代車の用意をしてくれるなどのサービス面も充実していますが、他の業者と比べると費用が高くなってしまうところがデメリットです。

整備工場

民間の整備工場で車検を受けるという手もあります。
規模は整備工場によってさまざまですが、車の修理の他に車検も行ってくれるところがほとんどです。
民間の整備工場には「指定工場」「認証工場」がありますが、どちらも国から自動車の分解整備等をできる設備や人員(整備士)を配置した工場です。
「指定工場」か「認証工場」どちらを選ぶか迷った場合は「指定工場」をおすすめします。
それぞれの違いは以下です。

・認証工場

地方運輸局長の認証を受けた工場のこと。車を分解し、点検整備することは可能であるが、車検ラインを有していないため、車両を車検場に持ち込む必要がある。
車検場で不合格箇所がある場合は、もう一度持ち帰り点検整備をしたのち車検場に持ち込まなければいけないので時間がかかる場合がある。

・指定工場

認証工場のうち、一定の条件を満たしている工場の申請により、地方運輸局長が指定している工場のこと。
認証工場と違う点は、自社に車検ラインを持っているところであり、その場で車検を行うことができる。
検査が終了すれば必要書類を持ち込むだけで新しい車検証がもらえるため、スピーディーに車検を終えることができる。

整備工場はディーラーに比べて車検にかかる費用を安く抑えることができます。
コスト面をみれば認証工場より指定工場の方が割高になっていますので注意が必要です。
認証工場も指定工場も腕の良い整備士が配置されていますし、ディーラーに比べて費用を安く抑えたい場合にはオススメです。

車検専門店

車検のみを専門で行う業者があります。
技術や設備、サービスが安定しており、格安で車検を受けることができる業者が多いです。
その日のうちに車検が終了する場合がほとんどなので、スピードや低価格を重視する場合にオススメです。
車検のみを代行する業者であるため、殆どが事前の整備は行ってくれません。ですから、車検に通しても不合格で帰ってくる場合があるので注意が必要になります。

ガソリンスタンドやカーショップ

最近では、ガソリンスタンドやカーショップでも車検を行うことができます。
受付時間や利用できる曜日が幅広いのが利点です。
さまざまなサービスや特典を受けられる店舗が多いのでおすすめです。
多くの店舗では整備のみを行い、車検場に車を持ち込む場合がほとんどであるため、時間がかかることが多いです。

車検の費用

車検にかかる費用の内訳は、法定費用・整備費用・諸経費となります。
法定費用とは、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料を指しますが、これはどの車検業者を選んでも変わりません。
費用が変化するのは主に整備費用であり、業者によって1万円~10万円のふり幅があります。
これは、安い業者ほど車検に通るための整備しか行なっていないということが理由になっています
24か月点検整備をご存知ですか?
24か月点検整備とは、道路運送車両法大48条で義務付けられている点検項目を指します。
自家用車では56項目のてんけんが義務付けられていますが、あくまでも義務であるため、地方運輸局長が命じない限り、実施していなくても罰則は生じません。
格安の車検業者は、この点検を省略することによりコストダウンを図っているんです。
ディーラーでの車検は、24か月点検整備のみでなく、次の車検まで故障しないように、部品の予備交換なども行ってくれるため、高額になっています。
費用のみを重視し車検業者を選ぶなら、車検のみを代行している業者が最も低価格ですが、これは普段から自分で車の点検整備を行っている方向けです。
車検専門業者はスピーディーな車検や低コストな点はおすすめですが、車の整備内容は他の車検業者と比較すると不十分です。
普段は全く車の整備や点検を行うことがないという方は、ディーラーや整備工場での車検をおすすめします。
また、車検専門業者といっても、サービス内容や費用は様々ですので、普段から自家用車を整備している場合でも自分に合った業者を選択することが重要になります。

賢い車検業者の選び方

車検業者はただ安ければいいというものではありません。

安ければ安いほど、車の安全性にも関わってくるんです。
整備費用を安く抑え、車検に通った場合でも、その後すぐに車が故障してくる可能性もあります。
車が故障した場合の修理費用は高額ですので、車検業者で時点に部品交換をしておいた方がコストを抑えられる場合がほとんどです。

車検業者は費用だけでなく、整備内容も重視して選ぶようにしましょう。
車検のコストを削るのであれば、諸費用にあたる代車や車の洗浄等のサービス面を削ることをオススメします。
車検に無関係なサービス面は断っても影響はありません。
車検を依頼する際には、見積もりを確認し、不必要なサービスはないか?コストを削減できる点はないかを考えましょう。

費用を重視する

費用を出来るだけ抑えたい場合は、車検代行業者やガソリンスタンド、カー用品店を選びましょう。その分サービス面はある程度諦める必要がありますが、ディーラーや整備工場に比べるとかなり安く車検を受けることが可能です。サービス面も重視したいという場合は、ガソリンスタンドやカー用品店を選びましょう。
どの店舗でどんなサービスを行っているのか、しっかり調べる必要があります。

安心面を重視する

とにかく、安心安全な整備点検を行って欲しいという場合は、ディーラーや整備工場を選びましょう。
ディーラーは細かい部分も念入りに点検してくれるため、安全性は問題ありません。
サービス面も充実しているので気持ちよく車を預けることができます。
料金が少し高くなってしまいますので、費用を抑えたい場合は整備工場に依頼しましょう。
どちらも整備の質にあまり差はありません。

スピードを重視する

車検完了までのスピードを重視したい場合は、車検代行業者や指定工場など、車検ラインを有している業者を選びましょう。
車検ラインを有していない業者は、車検場に持ち込む必要がありますので数日〜数週間の時間がかかる場合があります。とにかく早く車検を完了させたいのであれば、車検代行業者や指定工場に依頼するのが良いでしょう。
車検代行業者は予約が必要な場合が多いので注意しましょう。

山口県で車検をするときは複数社で比較する

可能であれば、車検業者を決定する前に複数社で見積もりを出しておきましょう。
内訳を詳しく知ることができますし、比較することで今後の車検選びをスムーズにすることもできます。
また、見積もりの中に不必要だと感じるサービスがあれば断っても問題ありません。
費用が安くなることもありますので、積極的に質問しましょう。

まとめ

2年毎に受ける必要のある車検だからこそ、負担を軽減させたいものです。
まずは自分のニーズを明確にした上で、車検業者を選びましょう。
それぞれの車検業者がどのような特徴を持っているのか知っておくことで、スムーズな車検選びに繋がりますよ。

タイトルとURLをコピーしました