車検が切れた場合の仮ナンバーの取得方法|その他方法も紹介

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一般的な自家用車の場合、新車登録後は3年、以降は2年ごとに車検を更新しなければなりません。車検切れを起こすと公道を走行できなくなり、タイヤが少しでも公道に触れてしまうと違法行為とみなされます。

車検切れ、あるいは自賠責保険の有無によって程度は違いますが、どちらの場合でも処罰の対象となるため注意が必要です。もし有効期限を過ぎてしまったなら、何らかの方法を用いて車検を更新しなければなりません

車検が切れたら仮ナンバーを取得する

車検切れの車を動かすには、業者に引き取ってもらうのが一般的ですが、これだと高い運搬料を請求されることも少なくありません。車の移動のコストを下げたいなら、仮ナンバーの取得がおすすめです。

仮ナンバーを申請することで、最大5日間車検切れでも公道の走行が可能で、業者に引き取りを依頼するよりも費用を抑えて車が動かせます。仮ナンバー取得後は、業者に持ち込んで車検を依頼する、あるいは自身で検査場に持ち込み、ユーザー車検を行うといった、通常通りの方法で更新します。

仮ナンバーは使用期限が限られているため、申請後は素早く動かさなければなりませんが、事前にスケジュールを決めているならお得に車検が更新できて便利でしょう。

仮ナンバーを申請する場所と必要なものについて

仮ナンバーは公的な制度であり、利用するには申請が必要です。スムーズに活用するためには申請先の場所と、申請時に必要なものを把握しておくと良いでしょう。

制度の利用に必要な基礎知識を把握することで、手続きもスムーズに進められ、より効率的に車検の更新に臨めます。

申請は最寄りの役所で行う

仮ナンバーの申請は、最寄りの役所で行います。居住する地域の市役所、あるいは区役所で申請ができるため、申請時はそこに立ち寄りましょう。

仮ナンバーの申請をするからといって、役所まで車検切れの車で向かうのは当然違法行為です。役所が不便な場所にあって行きづらい場合でも、公共交通機関を利用して向かわなければなりません。

申請に必要なもの

仮ナンバーの申請時には必要なものが複数あり、それらに不備があると申請できない、あるいは許可が下りないため注意しなければなりません。

役所は平日の日中しか空いていないため、後日やり直しになると、スケジュールを組むだけでも大変な場合が多いでしょう。二度手間となって時間をかけないためにも、何が必要か正しく把握することが大切です。

仮ナンバー取得に必要な書類

仮ナンバーの申請には、以下の書類が必要です。

車検証
運転免許証
自賠責保険証の元本
認印
申請書
車検証は有効期限切れのもので構わないため、必ず持参しましょう。地域によっては運転免許証は不要な場合もありますが、確認されることもあるため持参するのが無難です。自賠責保険証は仮ナンバー利用期間中の有効期限が残っていることが条件で、期限切れの場合は先に保険だけ更新しなければなりません。

申請書は窓口で入手できるため、当日準備の書類です。申請時には以上の書類に加えて、「使用の目的」「走行経路」といった、細かい情報も伝えなければならないため、それらの確認も行いましょう。

仮ナンバーは日常的な使用のためのものではないため、車検関連以外の用途を提示すると、許可が下りない場合があることは覚えておきましょう。

申請に必要な手数料

仮ナンバーの申請時には、手数料の支払いが必要です。自治体ごとに金額の詳細は異なりますが、750円程度が主流です。基本的には1,000円以内で収まると考えれば良いでしょう。

仮ナンバー取得にも費用はかかるものの、業者に運搬を依頼する場合と比較すると、コストはかなり低いです。通常レッカーを使用すると、1万円以上かかることが多いため、10分の1以下のコスとで動かせるのは大きな魅力でしょう。

仮ナンバーを取らずに車検を受ける方法

車検の有効期限が切れた場合は、仮ナンバーを取得し更新するのがおすすめですが、実は方法はこれだけではありません。仮ナンバーの取得以外にも、車を動かす手段はあり、車検の更新も可能です。

ただし、方法ごとに特徴が違い、利用するメリット・デメリットも異なるため注意は必要です。複数ある選択肢からなにがもっともお得で、かつ便利に利用できるかを考え、車検切れ時の対処法を選びましょう。

ローダー車を利用する

車両による運搬を利用するなら、ローダー車を使う方法があります。ローダー車は4tまでの中型トラックまでなら積載可能な車で、一般的な乗用車なら問題なく運べるでしょう。

積載スペースが広いため、運搬に気を遣う特殊な車におすすめですが、結局業者に依頼しなければならず、費用が高くなりがちなのはデメリットです。ローダー車の運転には中型免許証か中型8t限定普通免許証が必要で、これを持たない人は業者に引き取ってもらう場合と同じと考えましょう。

出張車検を依頼する

車検業者の中には、出張車検を請け負うものもあるため、これを利用するのもひとつの手です。出張車検といっても、自宅で整備点検、検査をして車検を更新するわけではなく、業者が引き取り、検査を行い、新しい車検証と納車という流れが基本です。

通常の引き取りの場合と違うのは、出張車検では業者が仮ナンバーを取得して、車検切れの車をそのまま持ち帰るという点でしょう。出張の人件費を取られることは多いですが、レッカーによる運搬ではないため、全体の費用は安くなることが多いです。

このまま車検を受けない場合は買い替えも検討する

車検は有効期限が切れたからといって、必ずしも更新しなければならないわけではありません。不要ならそのまま手放しても問題はなく、車が必要な場合は更新はせずに、売却して新しい車に買い替えるという方法もあります。

買い替えの場合は、車検更新の手間や費用が省けるため、メリットも大きいでしょう。更新以外の選択肢があることを頭に入れておくと、車検切れを起こしても柔軟に対処できます。

早めに相談すれば高く売れる

売却でも買い替えでも、車検の更新をせずに手放すなら、できるだけ早く意思決定を下しましょう。車は少しでも早いほうが価値は高く、好条件で手放しやすいです。手放すタイミングが遅れると、1年経過するごとに価値は大きく下がり、加えて保有し続けるコストもかかるため、金銭面でのデメリットは大きいです。

売るなら素早くが基本のため、迷う場合もまずは査定に出し、好条件で売れそうか確認してから考えるのも良いでしょう。

買取業者はカーネクストがおすすめ

少しでも好条件で手放したいなら、買取業者のカーネクストがおすすめです。カーネクストは車の状態に関係なく積極的に買取を行っており、不動車や故障車でも0円以上の値を付けてくれます。

加えて、車両引き取りが無料のため、処分時に仮ナンバーを取得する必要もありません。スムーズに手放せ、かつお得に資金化できる業者であり、利用するメリットは大きいでしょう。

参考:カーネクスト

車検を忘れたら仮ナンバーを取得して車検を受ける

車検の更新を忘れて有効期限を超過した場合、期限切れのまま公道を走行するのは違法です。自身で運転するなら仮ナンバーの取得が必要で、仮ナンバーなら業者に引き取りを依頼するよりも安く済むためおすすめです。

車検更新には高い費用がかかることも少なくないため、少しでもコストを削減できるよう、仮ナンバーの制度は賢く利用しましょう。

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