和歌山県は、関西地方に属し紀伊半島に位置している県であり、総人口は約92万人、県南部には大規模な産地を有しています。
鉄道はJR東海、JR西日本、南海電気鉄道、和歌山電鉄、紀州鉄道などが走行しています。
路線バスは地域ごとに細かく事業所が別れており、利用しやすくなっているようです。
2019年の調査によると、県内の自家用車保有台数は１世帯あたり1.223台（全国32位）、１人あたり0.553台（全国32位）となっています。
公共交通機関が活発であるせいか、自動車保有台数はそれほど多くありません。
和歌山県のナンバー、陸運局について
和歌山県の陸運局は近畿運輸局和歌山運輸支局です。
和歌山運輸支局
- ナンバープレート 和歌山ナンバー
- 管轄区域 和歌山市、海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、岩出市、紀美野町、かつらぎ町、九度山町、高野町、湯浅町、広川町、有田川町、美浜町、日高町、由良町、印南町、みなべ町、日高川町、白浜町、上富田町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町
- 住所 〒640-8404 和歌山県和歌山市湊1106-4
- 電話番号 050-5540-2065
- 登録受付時間 午前8時45分から11時45分、午後13時から16時
- 検査受付時間 午前8時45分から11時45分、午後12時45分から15時45分
- 受付曜日 平日のみ。土日祝休み。
和歌山県での車検業者の選び方
2年ごとに必ず受けないといけない車検。どこに車検に出せば良いのか悩むことも多いでしょう。
車検は時間的な負担や経済的な負担が増える点からも、車検業者選びは重要になってきます。
車検業者は費用面、整備内容、サービス内容も様々なので、あなたのニーズに合わせた車検業者を選ぶ必要があります。そのためには、それぞれの車検業者がどういった特徴を持っているのかを確認しましょう。
車検業者には様々な種類があります。
それぞれにかかる費用、受けることのできる整備、サービスが異なります。
それぞれ特徴があるので、ご紹介します。
ディーラー
ディーラーは自動車メーカー直下にある車検業者です。自動車メーカーの看板を掲げているお店がディーラーです。ディーラーは自動車メーカーの顔ともいえるので、車検にかかる整備点検は細部まで念入りに行ってくれます。次回の車検まで車にトラブルが生じないように部品の予備交換なども行い、交換部品もメーカー推奨の純正パーツを使用しているため安心できる車検と言えるでしょう。
ディーラーは自社製品に関する知識や技術が格段に高いため、車検後のトラブルや故障などが生じる可能性は極めて低いでしょう。
また、自動車メーカー製品の割引や、代車の手配などサービス面も充実しているため、気持ちよく車検を受けることが可能です。
ですが、このような質の高い整備点検や手厚いサービスなどがある分、車検にかかる費用は高くなってしまいます。
これから紹介する整備工場や車検専門業者と比べると１〜１０万円近く差が開いてしまう場合もあります。
ディーラー車検にかかる日数はおおむね２～３日程度です。
整備工場
民間の自動車整備工場に車検を依頼することも可能です。車検を依頼することのできる整備工場は、認証工場と指定工場の2種類です。
これらの違いに関しては、後ほど説明します。
整備工場は、〇〇モータースや〇〇整備工場という看板を掲げているところが多いです。
安全性が心配な方もおられるでしょうが、ディーラーと比較してもそれほど差はありません。
ディーラーの場合でも点検整備を整備工場に外注している場合もありますので、整備工場の質が悪いことはないのです。
しかし、整備工場によって質に差はありますし、最新の車種であればコンピューター系統に弱い整備工場もありますので工場選びも大切になってきます。
どんな整備工場を選べばいいのかという点ですが、先程の認証工場と指定工場の話に戻しましょう。
両者の整備工場の特徴は以下の通りです。
認証工場…地方運輸局長から認証された工場。車検のための点検整備を行うことができるが、車検ラインを有していないため、車検時は車検場へ車を持ち込む必要がある。このことから、車検完了までに時間がかかる場合がある。
指定工場…認証工場のうち一点の基準に達している工場のこと。認証工場との大きな違いは、指定工場の場合車検ラインを有しているため、点検整備から車検までを工場内で行うことができる点である。
即日で車検完了できる場合が多いが、認証工場に比べると費用が高い傾向にある。
両者の違いはこの通りです。
短い期間で車検を終了させたい場合は指定工場を選ぶといいでしょう。整備点検の質はどちらがいいということはなく、工場によります。
近くにどんな整備工場があるのかを調べてみるといいでしょう。
ガソリンスタンドやカーショップ
最近はガソリンスタンドやカーショップでも車検を行ってくれるところが増えています。
身近に店舗があることが多いので、利用しやすいことや、曜日や時間を気にすることがなく利用できる点が強みです。
またガソリン代やカー用品の割引を受けることができるなどのサービス面も充実しています。
ですが、車検ラインを持っていない店舗がほとんどであるため、車検完了までに時間がかかる場合があります。
代車を手配していない業者も多いですので、日常的に車を利用する方には向いていないかもしれません。
ガソリンスタンドやカーショップでの車検日数はおおむね２～４日程度です。
車検専門業者
最近主流になってきている、車検代行の専門業者です。
様々な地域に複数の店舗を拡大している会社が多いので利用しやすくなっています。
対応車種も幅広くなってきていますし、何よりかなり費用を抑えられることが特徴です。
車検専門業者は車検ラインを持っているため、即日で車検完了する場合が多いので、急ぎで車検を終わらせたい方にもおすすめです。
ですが、車検に通るための最低限の整備点検を行なっているため、車検後のトラブルや故障が不安な場合はディーラーや整備工場に依頼する方が良いでしょう。
また、車検専門業者は予約制であるところが多いので、早めに予約をしておきましょう。
ニーズから車検業者を賢く選ぶ
車検業者を賢く選ぶためには、何に重点を置いているのかを明確にすることが大切です。
費用なのか、安心やサービスなのか、早さなのかによって選択する車検業者は異なりますので注意しましょう。
費用を重視
費用を重視するなら、車検専門業者がいいでしょう。
どの会社もかなり格安で車検を受けることができます。
ある程度のサービスを受けたい場合は、ガソリンスタンドやカーショップもおすすめです。
ディーラーや整備工場と比較すれば１〜１０万円の差を広げることができます。
安心を重視
安心を重視するならディーラーに依頼しましょう。
ディーラーは細部まで念入りに整備点検してくれるため、ディーラーに任せておけば安心です。
その分費用はかかりますがサービスも手厚く受けることができるのでオススメです。
また、整備工場もディーラーと同じような安心できる整備点検をうけることができます。ディーラーよりは低価格で利用できるので参考にしてみるといいでしょう。
サービスを重視
サービスを手厚く受けたいならディーラーがお勧めです。
ガソリンスタンドやカーショップも割引サービスなどを受けられる店舗が多いので一度調べてみるといいでしょう。
早さを重視
車検完了までの早さを重視する場合は、車検専門業者や指定工場がいいでしょう。
独自で車検ラインを持っている車検業者であれば比較的早く車検を完了することができます。
車検代行業者などは最短〇〇分などと広告を出しているところもありますので、調べてみるといいでしょう。
複数社で見積を出す
可能であれば１社だけでなく、複数社で見積を出しましょう。
比較することで、内訳がとてもわかりやすくなりますし、今後の参考にもなります。
また、見積もりの中で不必要だと感じたサービスなどは断っても構いません。そうすることで費用を少しでも抑えることができます。
逆に、つけて欲しいサービスなども業者に相談するといいでしょう。
まとめ
車を持っていれば必ず受けなければいけない車検。
せっかく受けるなら、気持ちよく受けたいものですね。
あなたのニーズと車検業者の特徴を照らし合わせて、依頼先を考えましょう。
可能であれば1社のみではなく、複数社から見積りをもらい比較すると今後の参考にもなります。
見積書で不必要だと思ったサービスは、遠慮することなくスタッフに相談すればより納得のいく車検を受けることができますよ。
