車検にかかる費用の相場はどのぐらい?車種別に詳しく解説

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車検の費用が高額だと困ってしまいますが、「こんな額を支払うのなら、家族と旅行に行けるのに」と考えたことはありませんか。なお、普通車の車検費用は10万円前後が相場です。

今回は車やバイクの車検費用の相場と、費用が安くなる方法もお伝えします。また車検を通さずに、車を買い換える場合におすすめのサイトを紹介します。最後まで読んでいただければ、車検にかかる費用を抑えられるでしょう。

車検費用の相場はいくらぐらいなのか

まず押さえておきたいことは、車検に関しての知識です。次に、車検費用の内訳がどうなっているのかを解説します。一体どんな作業によって、算出されているのかを理解しましょう。

そして、具体的な車検費用として、普通車の場合の相場を提示します。ここでは、基本的な車検に対しての知識やおおまかな費用の相場を解説します。

なぜ車検を行うのか

「別に車検をしなくてもよいのではないか」と考える人もいるかもしれませんが、それでは道路を走れません。これは国の道路運送車両法によって、車検を受けて審査に通り、車検章を貼っておかなければ道路が走れないと定められているためです。

そのため、車検は必ず行う必要があります。なお、なぜ車検を国としても受けているのかといえば、次のような理由からです。

  • 運転中の安全性を高めている
  • 環境に気を配り、公害が発生しないようにしている

以上の2点の理由から、法律を定めて車検を義務付けています。

車検費用の内訳とは

車検費用の内訳については、以下のように算出されます。

車検費用 = 車検基本料 + 法定費用

なお、車検基本料と法廷費用に関しては、さらに細かく内訳が存在します。まず、車検基本料は24カ月点検整備、検査代、代行手数料の3つの合計から算出されます。

ただし、例えば部品が痛んでいたり、故障していたりして交換が必要なときには、こちらも含みます。そのため、車検の費用が大きくなる原因となっています。

次に、法定費用は自陪責保険料、重量税、印紙代の3つの合計から算出されます。上の車検基本料とは異なり、法廷費用であるため価格はどこでも同じです。車検を行う際には、法廷費用を前払いして、車検後に残りの車検基本料を納めるところもあります。

普通車の場合の相場

一般的な車検費用の相場として、普通車の場合でどのぐらいの額となるのかみていきましょう。また、その詳しい内訳については、下で詳しく解説していきます。

費用の相場は60,000~11万円

普通車の場合の車検費用の相場は、60,000~11万円です。ただし、実際には車輛の重さで額が変わります。詳しくは、以下の表の通りです。

車輛の重さ車検費用
1.0t以下60,000~80,000円
1.5tまで70,000~90,000円
2.0tまで80,000~10万円
2.0t以上90,000~11万円

法定費用に関して

車検費用は、車検基本料と法定費用の合計です。このうち法定費用は、自賠責保険が一律25,830円、手数料が2,200円ほどです。このほか、重量税が車輛の重さによって異なっており、下の表のようになっています。ちなみに重量税の値段は、自動車の経過年数によって変わります。

重量重量税(経過年数で異なる)重量税(エコカー減税あり)
0.5t以下8,200~12,600円5,000円
1.0t以下16,400~25,200円10,000円
1.5t以下24,600~37,800円15,000円
2.0t以下32,800~50,400円20,000円
2.0t以下41,000~63,000円25,000円

車検基本料は依頼する場所によって変わる

車検基本料は、車検を依頼する場所で費用が異なっています。例えば、比較的費用が高いディーラーでは、40,000~50,000円ほどです。また、費用が安いガソリンスタンドでは、9,000~26,000円程度で車検が可能です。

このように車検基本料には差があります。ただし、これはそれぞれのサポートや技術力の差が反映されたものです。よって、あまりにも安い場合には、技術が未熟な可能性があり、それが原因で事故になることもあり得ます。そのため、質をみながら費用を抑えることを考えるべきです。

軽自動車の場合とその他の場合

車検の基本が理解できたところで、軽自動車の場合をみていきます。また、軽自動車の車検費用の内訳も詳しく把握していきましょう。最後に、普通車との費用の差を解説します。

軽自動車の車検の費用相場

軽自動車の車検費用の相場は、おおよそ50,000~80,000円です。なお、こちらは平均の費用額なので、持ち込む場所によっては安く済みます。

例えば、ガソリンスタンドで車検をお願いしたり、ユーザー車検を自分で利用したりすると安くなります。具体的にはガソリンスタンドでは、車検代行を利用すると車検基本料が10,000円ほどです。ユーザー車検では、検査費用の1,400円しか車検基本料が掛かりません。

ただし、ガソリンスタンドの場合は整備をする必要があり、ユーザー車検の場合には自分で行う必要があります。また、保障などはディーラーなどと比べると、両者ともに劣ってしまいます。そのため、費用以外の要素も考えて、総合的に判断するべきです。

軽自動車の車検の内訳とは

まず法定費用は、自賠責保険額が24カ月で25,070円、手数料は2,500円です。こちらに関しては、普通車の場合と同様です。しかし、軽自動車の場合、重量税が普通車とは違ってきます。

この重量税というのは、普通車の場合では、車輛の重さに比例して高くなっています。なぜなら重いほうが道路に悪影響を与え、排気量が多くなるので、環境に対する負荷が大きいためです。

しかし、軽自動車の場合では、そもそも車輛が小さいため軽く、環境に対する負荷が小さくなります。そのため、普通車とは違った仕組みで算出されます。具体的には、新車から何年目の車検であるのか、環境性能が関わります。エコカーやエコカー以外の場合の重量税は、下の表のようになります。

エコカーの場合重量税
1回目、もしくは2回目の車検0~2,500円
免税期間終了後5,000円
エコカー以外の場合重量税
13年未満6,600円
13年以上が7,800~8,200円
18年以上8,800円

補足すると、エコカーの場合の2回目の車検は、環境性能が良ければ認められるものです。エコカーでも環境性能が基準以下ならば、1回目のみ0~2,500円です。

次に、車検基本料は10,000~50,000円です。なお、こちらもディーラーが一番高く、それ以外では専門の車検業者やガソリンスタンドでは、~10,000円と安いです。

普通車との費用の差について

普通車と比べ、重量税が軽自動車の場合は安いです。具体的には、軽自動車ならエコカーでなくても6,600~8,800円で済みます。一方で普通車では、一番安くても8,800円なので、これが差として表れています。また、エコカーではより安く、場合によっては支払わなくてもよいので、差をさらに広げています。

バイクの場合

ここでは、バイクの車検費用についてみていきます。バイクの車検費用と車検の内訳を、正しく理解しましょう。

バイクの車検の費用について

まず、250cc以下のバイクなら、車検は必要ありません。しかし、126cc以上のバイクなら重量税は掛かります。そして、バイクが251cc以上なら、車検費用で40,000~50,000円ほど掛かります。

ただし、ディーラー以外なら、これよりも20,000円ほど安くなります。

バイクの車検の内訳とは

法定費用と整備費用の合計もしくは、さらに部品代を加えたものが内訳です。また、重量税は登録から何年たったかで変わっており、以下の表の通りです。

登録からの年数自賠責保険額
登録から13年未満3,800円
円登録から13年以上4,400円(平成28年4月1日以降4,600円)
登録から18年以上5,000円

次に、整備費用は24カ月の法定点検の費用と検査代行込みで、20,000~30,000円ほどです。その際に、タイヤの磨耗やクラッチに問題があって、交換が必要であればその費用が追加されます。

車検の費用を抑えるためには

車やバイクの車検費用は、どの場合でもある程度の金額が掛かります。しかし、できるだけ安く抑えたいなら、いくつかのポイントを押さえることで、車検費用を抑えられます。まず、車検を行う場所での違いを理解し、次に複数の見積もりを取る。この2つを把握してください。

車検を行う場所の違いを理解する

車検はディーラー、ガソリンスタンドなどに依頼します。しかし、車検費用の相場をみていくと、一番高いのはディーラーに依頼したときです。

これは、純正品のパーツを使ったりするためです。では、安いのはどこなのかといえば、ディーラー以外なら間違いなく安いです。これは、整備に掛かる費用を抑えたり、サービスがディーラーのように行き届かなかったりするため、安くなっています。

こう聞くと、無駄なサービスは必要ないので、ディーラー以外にお願いしたいと思うかもしれません。しかし、事故を防ぐという観点から見ると、整備の技術も大切です。そのため、整備を行わない所やあまりにも安いところは、知識がないのなら避けたほうがよいです。

ただし、整備工場か車検の専門業者にお願いするのが、コストパフォーマンス的にはよいといえます。もちろん、自分でパーツの交換をしたり整備を行ったりすれば、手間は掛かりますがより安く済みます。

見積もりを取ること

これは車の車検だけでなく全てに共通しますが、依頼するときには見積もりを取ることが大切です。見積もりを取れば価格を比較して自分に最適な業者を選べます。なお、現在はネットのサイトから概算ができるので、そちらから数社に依頼すればよいでしょう。

そして、その中の車検費用の安い業者に実際に見てもらい、見積もりを出してもらいましょう。そうすれば、安く車検を行えます。

買い換えを検討している場合

車検費用が高額になりそうな際は、買い換えを検討することもあると思います。また、人によっては車検を通したあとに、事故で廃車になるなどして、買い換えを検討する人もいるでしょう。そこでここでは、買い取ってもらうことも一つの方法であることを解説し、おすすめの買取業者を紹介します。

買い取ってもらうことも一つの方法

車検が迫っているときに、車の調子が悪い状況はあり得ることです。そして、見積もりを依頼した結果、高額な修理費用になることも。当然、この場合に修理と車検を行うと、中古の車を買ったほうが安上がりになることもあります。

また、軽自動車に関しては、最初の車検頃の走行距離30000kmで価値が落ちます。そのため、そのタイミングで買い換えてもよいでしょう。なお、軽自動車は中古でも価格が比較的落ちないので、買取して買い換えることは、選択肢としてありです。

カーネクストでの買取がおすすめ

もしも、車を買い換えようと考えているなら、カーネクストがおすすめです。カーネクストなら、ネットからの査定が無料で、どこへでも受け取りに来てくれます。

また、廃車手続きも行ってくれます。さらに買取は車検が切れた車、不動車なども対象です。非常に買取の際に役立つサイトなので、買い換えを検討するなら一度チェックしてみることをおすすめします。

参考:カーネクスト

車検の相場をしっかりと把握する

軽自動車の車検費用の相場は、50,000~80,000円と普通車よりも重量税の分、安いです。また、バイクに関しては、40,000~50,000円が相場になりますが、対象は251cc以上です。

費用を抑えるポイントは、ディーラー以外に依頼することと、見積もりを取ることです。もし、買い換えるのなら、カーネクストの利用がおすすめです。大切なことは車検の相場を確認して、依頼する業者を選ぶようにすることです。

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